資金分配団体に聞く社会的インパクト評価への挑戦|自伐型林業推進協会&地球と未来の環境基金
休眠預金活用事業では、社会的インパクト評価の実施が特徴の一つとなっています。一方、資金分配団体や実行団体の中には評価の経験があまりない団体も少なくありません。 NPO法人 地球と未来の環境基金 (EFF:Eco Future Fund) とそのコンソーシアム構成団体である NPO法人持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会(自伐協)も初めて評価に本格的に取り組む団体の一つでした。評価の実践を通じての気づきと成果、実行団体に伴走する上で実感した課題や成功体験、そして社会的インパクト評価の視点が活かされたエピソードなどについて、自伐協事務局の中塚さんと、 EFFの理事・プログラムオフィサ...
コロナ禍におけるキャッシュ・フォー・ワーク|地域安全学会梗概集 No.50,2022.5|論文紹介
休眠預金活用事業が取り上げられた論文を紹介する「論文紹介」。今回は「地域安全学会梗概集」に掲載された論文『コロナ禍におけるキャッシュ・フォー・ワーク(永松 伸吾)』を紹介します。 コロナ禍におけるキャッシュ・フォー・ワーク 【著者】 永松 伸吾 【要約】(論文より引用)Cash for Work (CFW) has been developed as a humanitarian intervention tool which provides cash to disaster victims in return for the work related to the disaster rec...
孤立しそうな人の手を握る、地域の「のりしろ」。滋賀県東近江市 Team Norishiroの「仕事」と「居場所」づくり
「働く」をキーワードに、生きづらさを抱える人と地域をつなぐ一般社団法人Team Norishiro(チーム のりしろ、以下「Team Norishiro」)。そこでは、生きづらさを抱える当事者が「働きもん」として薪割りや着火材作りの仕事をしていくことで、他者と関わりながら自分の働き方や生き方を見つけています。生きづらさを抱える当事者を変えようとするのではなく、当事者を受け入れる社会や地域の「のりしろ」を広げ、生きづらさを抱える人を知る、人を増やす──。そんな思いで続けてきたTeam Norishiroの活動について、代表の野々村光子さんにお話を伺いました。” 制度のはざまにいる「働...
休眠預金等の投融資への活用に関する考察 |関西大学商学論集 第67巻第2号(2022年9月)|論文紹介
休眠預金活用事業が取り上げられた論文を紹介する「論文紹介」。今回は、「関西大学商学論集 第67巻第2号(2022年9月)」に掲載された論文『休眠預金等の投融資への活用に関する考察─社会的投資ホールセール銀行の役割と社会的インパクト評価─(馬場 英朗, 青木 孝弘, 今野 純太郎)』を紹介します。 休眠預金等の投融資への活用に関する考察 ─社会的投資ホールセール銀行の役割と社会的インパクト評価─ 【著者】馬場 英朗, 青木 孝弘, 今野 純太郎 【要約】(論文より引用) 休眠預金等の活用は現在,日本では制度的枠組みや資金ニーズなどが不明確なことから助成しか行われていないが,イギリスでは投融資が...
休眠預金活用事業紹介Movie|ローランズプラス編
休眠預金活用シンポジウム(2022年5月開催)で放映した「休眠預金活用事業紹介ムービー」では紹介できなかった映像を再編集しました。ぜひご覧ください。
ウィズコロナ時代の障がい者共同雇用| ローランズプラス
“ 今回の活動スナップは、一般社団法人ローランズプラス(資金分配団体:READYFOR株式会社)。休眠預金活用シンポジウム(2022年5月開催)で放映した「休眠預金活用事業紹介ムービー」の制作にご協力いただきました。シンポジウム用の動画ではご紹介できなかった動画を再編集し、撮影に同行したJANPIA職員のレポート共に紹介します。”””” 活動の概要 一般社団法人ローランズプラスは、原宿でフラワーショップとカフェを運営しています。勤務しているスタッフ60名のうち45名が、障がいや難病と向き合いながら働いていることが特徴です。 さらに中小...
女性ネットSaya-Saya|DV被害にあった女性とその子どもたちのための支援事業
中央共同募金会は、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づく資金分配団体として、当事者同士の支え合いを通じて、生きづらさを抱えていてもその人がその人らしく幸せに暮らせる社会を構築することを目的とした「当事者会のピアサポート支援事業」に対する助成を行っています。 その助成先のひとつ、DV被害にあった女性とその子供たちのための支援事業をおこなう、特定非営利活動法人女性ネットSaya-Sayaの活動紹介です。 特定非営利活動法人Saya-Saya https://saya-saya.net/
休眠預金活用事業紹介Movie
2022年5月11日開催「休眠預金活用シンポジウム」で上映した、休眠預金活用事業の紹介ムービーです。
少年の更生に力を尽くす。社会復帰を支える就労支援で再犯のない社会を。|神奈川県就労支援事業者機構
社会的規範への意識が低く、「非行少年」と呼ばれる未成熟な子どもたち。一度、社会のルールから外れてしまうと、日本のシステムにおいては、少年たちに繊細なサポートが行き届かない現状にあります。そんな彼らに手を差し伸べ、「就労支援」という形で立ち直りへの足掛かりをつくっているのが、2019年度通常枠(資金分配団体:更生保護法人 日本更生保護協会)の実行団体である「認定特定非営利活動法人 神奈川県就労支援事業者機構」です。今回は就労支援の現場に伺い、再犯防止にもつながる就労支援の活動を始めたきっかけや事業内容について、事務局長・竹内政昭さんと協力事業主の青木工務店代表・青木哲也さんにインタビューしました...
東近江・新型コロナウイルス対策緊急助成 第2弾 報告会
東近江・新型コロナ対策助成事業では、実行団体に2020年8月から2021年9月の1ヵ年間、助成を行いました。本報告会では、各実行団体の1ヵ年の活動の成果発表と本事業が地域に与えた影響について意見交換します。
コロナ禍で生活と就労を支援。eワーク愛媛が目指す「地域の困りごとを解決できる」地域づくり
コロナ禍による失職や減収などの影響で、ひとり親世帯や若者など、さまざまな人たちに困窮が広がっています。そうしたなか、特定非営利活動法人eワーク愛媛(以下、eワーク愛媛)が従来からのフードバンク事業をベースにして始めたのは、必要なときに必要な食料品・日用品を無料で受け取れる「コミュニティパントリー」の拠点でした。さらに、困難を抱えた若者がコロナ禍で孤立したり、自立の機会を失ったりすることのないよう、居場所づくりや就労支援にも力を入れています。これらの活動を始めた背景について、eワーク愛媛・理事長の難波江任(なばえ・つとむ)さんに伺いました。 困窮が広がるなかでの「コミュニティパントリー」 愛媛県...
コロナ禍での支援現場の声を聞く- 危機で試される在留外国人支援
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、日本国際交流センター(JCIE)との共催で、2月28日(月)に公開シンポジウム「コロナ禍での支援現場の声を聞くー 危機で試される在留外国人支援」を開催いたしました。
「失業者を救う自伐型林業参入支援助成」(休眠預金)成果発表
自伐型林業による担い手育成を行う目的でスタートした助成事業「失業者を救う自伐型林業参入支援事業~アフターコロナの持続・自立した生業の創出~」の活動が終了し、その助成5団体の事業成果を社会に共有する場を設けることとなりました。
フリースクール卒業後の自立を支える「子ども・若者STEPハウスみんなの古民家」
若者が安心して過ごすことができて、夢や悩みを共有できる場所と機会を提供したい。そんな思いで20年11月に開設されたのは、長野県岡谷市にある「子ども・若者STEPハウス みんなの古民家」(以下「みんなの古民家」)です。立ち上げたのは、20年度緊急支援枠〈資金分配団体:公益財団法人長野県みらい基金〉の実行団体NPO法人子どもサポートチームすわ。同法人の理事長 小池みはるさんは、不登校の子どもたちを支援するフリースクールの活動を20年以上続けています。フリースクールを卒業した後に引きこもりに戻っていく子どもたちの現状を知り、「次の居場所が必要だ」と考えて、みんなの古民家を開設しました。みんなの古民家...
《佐賀&長崎》外国人分野支援の実行団体成果報告会が開催されました
2021年10月初旬、佐賀県と長崎県で外国人を支援する実行団体4団体と資金分配団体(佐賀未来創造基金・未来基金ながさき)がオンライン上で集まり、約2時間にわたって成果報告会を実施しました。その様子を、前半・後半の2回に分けて紹介します。今回は「前半・プレゼン編」です! コロナ禍における外国人分野の支援を実現 日本に住む外国人の方々は、生活に関わる情報を母国語で得ることが難しいという課題があります。ある在留外国人向けに実施された調査では、在留外国人の9割が「日本語がわからないことで困った経験がある」と回答しています※。特に、新型コロナウイルス感染症や自然災害など非常事態に見舞われると、言語の壁は...
【インタビュー】グッド・エイジング・エールズ 松中権さん×小島慶子さん
グッド・エイジング・エールズ代表・松中権さんに、元アナウンサーでエッセイストの小島慶子さんが伺いました。
世界でいちばんカラフルな場所を目指して!| グッド・エイジング・エールズ 松中権さん × エッセイスト 小島慶子さん【聞き手】
2020年秋、東京都新宿区にオープンした『プライドハウス東京レガシー』は、日本初となる常設の大型総合LGBTQセンターです。「プライドハウス東京」コンソーシアムの事務局であり、本施設の運営を担うのは『特定非営利活動法人 グッド・エイジング・エールズ』。2つの資金分配団体「特定非営利活動法人 エティック(2019年度通常枠)」「READYFOR株式会社(2020年度緊急支援枠)」の実行団体として休眠預金を活用し ています。今回は、グッド・エイジング・エールズ代表の松中権さんに、元アナウンサーでエッセイストの小島慶子さんがLGBTQを取り巻く環境や休眠預金を活用した事業の取り組みなどについてお話を...
経営まで学へる25日間研修が福井で開催!
今回のZIBATSUニュースには、担当する宮田香司さんをゲストに招き、企画内容を伺います。
休眠預金預金で「自伐型林業」~コロナで収入激減の利根川奥地の挑戦
今回のZIBATSUニュースには、利根川源流の群馬県みなかみ町の奥の奥から、北山郁人さんが登場してくれます。
「東北3県林業塾」がスタート!
東北地方の3県で自伐型林業の本格的な講習会「東北3県林業塾」がスタートしました。