成果物レポート

休プラ編集部

『自死遺族に対する差別・偏見に関する調査報告』|認定特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター|成果物レポート

大阪府

『自死遺族に対する差別・偏見に関する調査報告』|認定特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター|成果物レポート

休眠預金活用事業の成果物として資金分配団体や実行団体で作成された報告書等をご紹介する「成果物レポート」。今回は、実行団体 認定特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター の調査報告『自死遺族に対する差別・偏見に関する調査報告』を紹介します。

自死遺族が受ける差別事象

調査の結果、自死遺族が受ける差別事象として主に次の5つがあげられる。

「賃貸物件の心理的瑕疵について」「死体検案料について」「戒名やお布施など法要における問題について」「婚約破棄など周囲や親族などの身内から受ける差別、偏見について」「”自殺”という言葉自体の持つ差別性」

世間や社会の自死に対する差別・偏見を根本的になくすことは難しいかもしれないが、大切な人を自死で失った絶望だけでなく、本音を打ち明けられない状況に追い込まれる現実、感情面以外にも背負う問題を知ったうえで、遺族のつどいに足を運んでくださる方々とこれからも交流を続けていきたい。

リンク先PDFのP16~65が、自死遺族に対する差別・偏見に関する調査報告となります。ご覧ください。

【事業基礎情報】

実行団体認定特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター
採択助成事業■相談ボランティアの養成
<2020年度通常枠>
資金分配団体:一般財団法人大阪府人権協会

 

休プラ編集部