論文紹介

休プラ編集部

地域金融機関が資金分配する休眠預金活用の実態 ―京都府北部地域を事例として―|福知山公立大学|福知山公立大学研究紀要 第8号|論文紹介

京都府

地域金融機関が資金分配する休眠預金活用の実態 ―京都府北部地域を事例として―|福知山公立大学|福知山公立大学研究紀要 第8号|論文紹介

休眠預金活用事業が取り上げられた論文を紹介する「論文紹介」。今回は「福知山公立大学研究紀要」に掲載された論文『地域金融機関が資金分配する休眠預金活用の実態 ―京都府北部地域を事例として― (杉岡 秀紀)』を紹介します。

地域金融機関が資金分配する休眠預金活用の実態 ―京都府北部地域を事例として―

【著者】
杉岡 秀紀
(福知山公立大学/地域経営学部准教授)

  • 【要約】(論文より引用)
     2018 年 1 月に施行された「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」に基づき、2009 年 1 月以降で 10 年以上入出金等の取引き(異動)がない預金等は「休眠預金」として預金保険機構に移管されたのち、日本民間公益活動連携機構および資金分配団体のマッチングにより、①子供及び若者の支援、②日常生活を営む上で困難を有する者の支援、③地域活性化等の支援を促進する民間公益活動などに活用されることになった。
  •  一方、現行の休眠預金の資金分配は都市部中心であり、京都府北部地域のような人口減少地域での分配事例は少なく、資金分配団体空白地も存在する。
  •  そこで本論では、京都府北部地域で取り組まれた休眠預金活用を事例に、地域金融機関が資金分配する休眠預金の実態についてその意義と課題の整理を行う。
  • 最後に、その実態も踏まえ、休眠預金全体のあり方についてささやかながらの政策提言を行う。

キーワード:休眠預金、休眠預金等活用法、地域活性化、地域金融、京都府北部地域

 

【本文中で紹介されている団体】

団体名プラスソーシャルインベストメント 株式会社
採択情報■2020年度緊急枠〈資金分配団体〉
事業名:アディクション等を対象とした緊急支援事業

■2021年度緊急枠〈資金分配団体〉
事業名:アディクション等を対象とした緊急支援事業

■2021年度緊急枠〈資金分配団体〉
事業名:京都府北部地域におけるコミニティ支援事業

■2023年度出資枠〈資金分配団体〉
事業名:近畿四国ソーシャルインパクトファンド

団体名株式会社 百章
採択情報■2021年度緊急枠〈実行団体〉
事業名:農泊プラットフォーム事業

▷プラスソーシャルインベストメント 株式会社

団体名株式会社 エーゲル
採択情報■2021年度緊急枠〈実行団体〉
事業名:つくる楽しみでつながる「都会と田舎」大作戦

▷プラスソーシャルインベストメント 株式会社

団体名株式会社 かわい
採択情報■2021年度緊急枠〈実行団体〉
事業名:旧川合小学校活用事業
▷プラスソーシャルインベストメント 株式会社

団体名志摩機械 株式会
採択情報■2021年度緊急枠〈実行団体〉
事業名:「奥上林地区」における地域課題解決事業
▷プラスソーシャルインベストメント 株式会社

団体名一般社団法人 KOKIN
採択情報■2021年度緊急枠〈実行団体〉
事業名:team.m(mama&maizuru)
▷プラスソーシャルインベストメント 株式会社

団体名一般社団法人 Design Week Kyoto実行委員会
採択情報■2021年度緊急枠〈実行団体〉
事業名:京都北部地域における「オープンファクトリー”2.0”」の実現
▷プラスソーシャルインベストメント 株式会社

休プラ編集部