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  • 2023年度

沖縄県

【事業完了報告】高校生世代の子育て家庭「くらしと学びの未来を守る」事業|一般社団法人ビクトリーチャーチ

事業総括


多子家庭、貧困家庭が多い沖縄における高校生を対象とした支援事業は当団体にとって初めてであり、受益者をどのように集めるかが課題だったが、活動期間全体を通じて、多くの高校生が利用してくれた。これは本助成金を活用して「高校生の居場所」を立ち上げたことの成果である。小学生時代に、事業として実施している「子どもの広場」を利用していた子どもが高校生となり利用、新規の高校生たちも継続して利用するという状況が見られたことから、この「高校生の居場所」が居心地が良いというだけでなく、必要とされ喜ばれる場所であることが明らかとなった。21時以降のバスがないため、帰宅時には送迎の必要があったが、これは逆に彼らと個人的な対話ができる良い機会となった。居場所の活用方法としては、学校帰りのバイト前の空腹を満たす、部活終了後の空腹を満たす、一眠りして疲れをとるなどが主なものであり、ほとんどの学生が終了時間まで過ごした。また、学習支援よりも、共同で料理をしたり、一緒に夕食をとったりするなど、食を通じた支援のほうが高校生にとってより受け入れやすいものであった。一方で、高校生の時期は、簡単に自分の悩みや家庭状況を第三者に語ることは難しい。したがって、ニーズや困り感を把握するためには、長期的な事業運営によって、信頼関係を築いていくことが重要である。このことからも、「高校生の居場所」事業を継続する必要性を感じている。今後さらに必要な支援につなぐ道が開けることを期待している。

引用資料

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