• 公開情報
  • 2025年度

宮城県

【事業計画】こども・若者の夜の居場所と声の可視化事業|特定非営利活動法人 mia forza

団体
特定非営利活動法人 mia forza
種別
実行団体
事業
こども・若者の夜の居場所と声の可視化事業
種別
通常枠(草の根活動支援事業)

事業概要


若者支援は学校や行政窓口等の昼間帯に制度化されている一方で、夜間は支援の空白が生じており、制度未接続の若者ほど孤立や心理的リスクが進行しやすい構造がある。特に夜間は対人接触機会が少なく、孤独感や不安、衝動性が高まりやすいなか、公的支援は十分に機能していない。本事業は、この時間的空白に対して低閾値の居場所を設け、関係性形成を起点とした段階的支援により、困難の顕在化前に介入するものである。対象は15歳から39歳のうち既存の相談機関を利用していない、または継続に至らなかった若者とし、仙台市繁華街近接エリアに18時から23時まで利用可能な夜の居場所を開設する。匿名・予約不要とし、非指示的な雑談から自己開示、相談へと移行するプロセスを設計することで未接続層への介入を可能とする。同時に、東北・北海道からの進学者を多く迎える仙台の状況を背景に、大学・専門学校等の連携での学内居場所も展開し、さらに多くの若年者へのアクセスを目指す。運営は精神科医療機関および自殺対策やヤングケアラー対応のNPO等での経験を有する複数のソーシャルワーカーを中心に、日常的な関わりや個別の対面・電話・家庭訪問やSNS用いた相談対応の中でリスクアセスメントを行い、必要に応じて危機介入や医療機関等への接続、同行支援を実施する。あわせて、宮城県内の研究者と連携し、WHO-5日本語版、日本語版UCLA孤独感尺度および日本語版K6等による縦断的測定に加え、本人の同意に基づき生活環境や生育歴、居場所ニーズ等に関する質的情報を把握し、利用頻度や関係性の変化と心的指標の関連を分析する。得られた知見は支援改善およびモデル化に反映する。これらは匿名化および倫理配慮のもとで実施する。本事業は、継続的関係性に基づく早期介入により高コスト支援への移行を抑制する予防的投資として、その有効性を実証する。

引用資料

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