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  • 2023年度

石川県

【事業完了報告】能登半島地震の緊急支援環境の構築および経済活動の中長期的展望を見据えた基盤構築事業|合同会社CとH

事業総括


「若手が地域に残るための生業作り」をテーマに、特に地域でのキャリア選択肢が少ない女性に焦点を当て仕事づくりを推進。HARIO社との協業により、ガラスアクセサリー工房を金沢と珠洲の二地域に開設、ワーカーを育成した。当初は金沢で避難生活をしている被災者を対象に金沢にて事業を行う予定であったが、能登へ戻る意思を持つ人や戻る選択肢を持ちながら迷っている人が多かったため、珠洲にも工房が立ち上げた。能登と金沢の両方に働ける選択肢を作ることで被災者の選択肢のを広げることができ、能登の復興において「現地を離れた被災者がどう能登や復興に関わるか」という課題に大きく寄与することに繋がった。
本事業では生業作りを軸に、地域に拠点を構え被災者をエンパワーしたり、新しい生業の種や能登に関わりたい人が集まるコミュニティ作りも同時に行った。その結果、地域内外から注目を集め様々な人が集まり、能登に多様なリソースが持ち込まれるハブ的な機能になった。復興には地域外の人材が必要とされ、その重要性は県の復興プランにも明記されている。法改正による二地域居住の新たな流れもできる中で、本拠点は地域内外の人々が集まる重要な役割を果たしている。

また、地域の小規模事業者の支援を通じて事業継続・再開を助け、地域から新しいチャレンジが生まれることを目指して外部人材マッチング支援や地域コーディネーターの発掘・支援を実施。
インフラ整備の遅れや地域間の復旧状況の差、水害の発生の影響、これらにおける地域からの労働人材の流出など複合的な障害により、小規模事業者の復興は進展していない状況であり、当初想定していた新しい動きを支える外部人材関与へのニーズが生まれる前段階の、事業を立て直すための現場の労働者が必要とされていた状況であった。現地のニーズに寄り添いまずは現地で働く人材獲得の支援を行うとともに、中長期を見据えて人材のかかわりを設計していくことで事業者にとっても「多様な人材と広く繋がり関わってもらう」という選択肢が広がってきた。そのうえで地域の事業者と外部人材をつなぐ「地域コーディネーター」の存在の重要性が少しづつ認知された。能登の中で地域コーディネーターを担う人材も見出すことができ、今後彼らの自立や活動を持続的に支えるために引き続き能登内や全国の地域コーディネーター連携などでのサポートが重要になる。

引用資料

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