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  • 2023年度

沖縄県

【事業完了報告】みんなでつくる新しいフードパントリー事業|特定非営利活動法人フードバンクセカンドハーベスト沖縄

事業総括


本事業では、フードバンク活動の認知拡大と支援の充実を目指し、那覇市にフードパントリーを開設した。メディアを通じた周知活動も積極的に行い、NHK沖縄、琉球朝日放送、沖縄タイムス、琉球新報などで報道され、多くの地域住民や企業の関心を集めたことで、支援の輪が広がった。
また、利用者向けアンケート(回答者99名)を実施した結果、主な利用理由は「生活費や食費の節約」「物価高騰の影響」などであり、フードパントリーが家計の負担軽減に大きく貢献していることが確認された。特に、ひとり親世帯や低所得世帯の利用が多く、食のセーフティネットとしての重要な役割を果たしている。利用者からは「生活費の節約につながる」「子どもたちが喜んでいる」といった感謝の声が多く寄せられ、食を通じた支援の価値が改めて認識された。
本事業では、支援を受けることへの心理的負担を軽減し、誰もが安心して利用できる環境づくりにも努めた。支援を受けることをためらう人々が、気兼ねなく食品を受け取れるよう、店内を明るくし、入りやすい雰囲気になるようレイアウトを工夫し、温かい対応を心がけ、尊厳を守る支援を推進した。
さらに、食品寄付の増加により、連携するパントリー団体や子どもの居場所や食堂など、113団体に連携先が拡大し、県内全体での支援の広がりが見られた。雇用面でも、専従スタッフ1名、パートタイマー5名を雇用し、業務の分担が進み、安定した運営体制が確立された。フードパントリー説明会を那覇と今帰仁の2か所で開催し、運営ノウハウを共有したことで、地域内の団体が継続的かつ効果的にフードパントリー活動を実施するための知識が得られ、実際の運営に際してのイメージができ、食の支援団体同士のネットワークが広がった。
また、フードパントリー見学会を開催し、食支援団体のみならず、行政や社会福祉協議会や多くの企業が訪れ、フードパントリーの意義と必要性や認知を広げることができた。
本事業を通じて、フードパントリーの価値と必要性が広く認識され、地域に根付く支援の形が構築された。

引用資料

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