• 公開情報
  • 2025年度

秋田県

【支援対象計画】秋田型「居住・生活支援」セーフティネット強化事業|特定非営利活動法人あきた結いネット

事業概要


本事業は、秋田県内全域において「一時生活支援事業」等の公的居住支援が欠落している深刻な地域課題を解決するため、草の根で活動する民間支援団体に対し、資金支援と専門技術、そして自走のためのファンドレイジング支援をパッケージで提供する「秋田型居住支援エコシステム」の創生を目的とする。
秋田県は統計上の路上生活者が極めて少ない一方で、積雪寒冷地ゆえに車上生活や劣悪な住環境に「隠された」住居喪失者が潜在している。しかし、秋田市を含む全自治体において緊急宿泊場所を提供する公的事業が未実施であり、その受け皿を担う民間団体の多くは、少額な補助金と寄付に頼る極めて脆弱な経営基盤にある。特に近年急増している女性や若者の複雑な相談ニーズに対し、専門的な伴走支援を維持するリソースが圧倒的に不足している。
この状況を打破するため、当法人は10年以上培ってきた居住支援の専門知見を他団体へ移転し、支援の担い手を育成する「中間支援組織」へと進化する。本事業の柱は以下の三点である。
第一に、女性・若者支援や居住支援に取り組む県内団体への助成である。既存の公的資金では充当が困難な専門職の人件費やシェルター運営費を支援し、活動の質と持続性を担保する。
第二に、当法人が持つアセスメント技術と不動産連携ノウハウの移転である。困難事例への同行支援やケーススタディを通じて、県内どこにいても高度な居住支援が受けられる体制を構築する。
第三に、准認定ファンドレイザーである理事長を中心とした「自走支援」である。助成金終了後も団体が市民や企業からの寄付によって活動を継続できるよう、広報戦略や寄付獲得スキルの伴走支援を行う。
本事業を通じて、行政の無策という構造的課題に左右されない、強靭で持続可能な民間支援セクターを確立し、秋田県全域で誰もが住まいと尊厳を守られる社会を実現する。

引用資料

RELATED

同じプロセスの関連ナレッジ

MORE

他のプロセスの関連ナレッジ