• 公開情報
  • 2022年度

長崎県

【事後評価】地域間交流・共生によるふるさと高島の課題解決事業(一般社団法人高島活性化コンベンション協会 ESPO)

報告書要約


小規模離島かつ佐世保市の一部離島である高島を「数十年後も夢を語れる元気な離島」として持続させることを目標に、一般社団法人高島活性化コンベンション協会ESPO(以下、ESPO)は設立された。本助成の第1回募集時には設立前で応募できなかったが、約半年後の追加募集で採択に至った。当初は縁がないと思っていた休眠預金活用事業であったが、ESPOの理念には子どもや教育を重視する視点が根底にあり、包括的な離島活性という方向性と高い親和性があったと実感している。
一方で、本事業のみを単独で進めることは現実的ではなく、運営面での苦労もあった。しかし、「子どもと教育」を軸に他事業と連動させて取り組んだことで、高島にとどまらず周辺地域や島外にも波及効果をもたらすことができた。本事業は「地域間交流・共生によるふるさと高島の課題解決事業」として、高島の子どもたちのハンディキャップ改善と地域課題解決を目指し、6つの柱で展開した。交通・情報インフラを基盤としつつ、交流、学び、文化・芸術の場づくりを組み合わせ、相互に連動させながら包括的な変化を促した点が特徴である。
特に大きな成果は、子どもや保護者、地域住民が「ふるさと高島」に誇りを持ち、それを自分事として捉える意識が芽生えたことである。多くの関係者とチームとして取り組みを築けたことは、今後の継続的な関係づくりの基盤となる貴重な財産である。
本事業は子どもだけでなく、大人や地域社会にも前向きな変化をもたらした。小規模離島という厳しい条件下であっても、想定を超える広がりと成果が生まれたことは大きな意義がある。
最後に、未来基金ながさきをはじめ、本事業に関わったすべての方々に心より感謝申し上げたい。

引用資料

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