• 公開情報
  • 2022年度

北海道

【事後評価】善光寺門前リビングラボ(nicollap)

団体
nicollap
種別
実行団体
事業
善光寺門前リビングラボ
種別
通常枠(災害支援事業)

報告書要約


本報告書は、休眠預金等活用事業「善光寺門前リビングラボ防災・減災に向けた産学官コミュニティの構築」(2023年10月〜2026年2月)の実施結果を取りまとめたものである。

本事業は、高齢化・人口減少・インフラ老朽化が進行する長野市中心市街地を対象に、地域住民、企業、大学、行政が連携する防災コミュニティの形成と、防災・減災に資する課題解決手段の創出を目指して実施した。善光寺門前の加茂神社を拠点として、「食」「衣・食・住」「あそび」をテーマに3年間にわたり体験型イベントを継続実施し、防災を「知るもの」から「生活に取り入れるもの」、さらに「楽しみながら共有するもの」へと段階的に展開してきた。

短期アウトカムとして設定した6項目のうち、地域防災ネットワークの構築、防災・減災に資するデジタルサービスの事業化案の創出、防災教育・訓練の実施、地域資源の防災活用については、概ね目標を達成した。一方で、デジタルサービスのプロダクトとしての事業化については、実証段階までは進展したものの、事業期間内での事業化には至らなかった。

本事業を通じて得られた主な成果は、加茂神社を核とした地域防災コミュニティの基盤形成、多世代が参加しやすい防災プログラムの開発、地域内外の多様な主体による連携体制の構築、防災・熱環境対策に関する技術的提案の創出、ならびに活動の継続に向けた情報発信基盤の整備である。特に、防災を前面に押し出すのではなく、地域の遊びや日常の活動と結びつけることで参加の裾野を広げられたことは、本事業の重要な成果であった。

助成終了後は、「善光寺門前リビングラボ」の継続運営と、防災運動会を起点とした地域プログラムの発展を軸に、地域企業、学生、関係団体との共創による自走化を目指す。

引用資料

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