• 公開情報
  • 2022年度

島根県

【事後評価】市町村域での民間団体の相互防災支援ネットワーク作り(石西防災研究所)

団体
石西防災研究所
種別
実行団体
事業
市町村域での民間団体の相互防災支援ネットワーク作り
種別
通常枠(災害支援事業)

報告書要約


本事業では、島根県西部において防災の普及啓発に関わる団体・個人、また防災が主目的でない団体も含めた地域の防災活動の強化、住民の防災意識と行動の向上、団体間の緩やかなネットワーク形成を短期アウトカムとして設定した。
短期アウトカム1
「島根県西部で防災の普及啓発活動をしている団体・個人や防災が主でない団体及びその団体構成員の地域での防災活動が強化されている」では、働きかけにより新たに防災活動を開始した団体・個人の目標 15 に対し、22 団体が開始した。ヒアリングで活動内容を確認し、活動中に出た疑問や課題について意見交換しながら進めたことが成果につながった。
短期アウトカム2
「個々人の防災に対する知識・認識が高まり、災害時の対応力が向上している」では、アンケートで「他者に伝えようとした人」目標 200 に対し 247 名、「自分の備えをしようと考えた人」目標 70 に対し 396 名となり、いずれも目標を上回った。災害を自分事として捉え、地域環境の維持・整備や危険箇所の修繕、家族での備えに発展する動きが見られた。
短期アウトカム3
「各団体・個人間で緩やかなネットワークが形成されている」では、防災関連団体 5・その他団体 10 との意見交換を目標としたところ、実績は防災関連 13 団体、その他 15 団体となり目標を達成した。定例会議ではなく、イベントや準備活動で顔を合わせる機会を通じた意見交換の場づくりを重視し、年 1 回程度の地域事業者主体の防災フェスティバル開催を継続方針とした。顔の見える関係が進み、災害時の円滑な連携も期待される。
成功要因として、抽象的になりがちな災害対策に具体的な行動像を与え、目標設定・優先順位の整理を行い、「できる範囲で実行し、できない部分は周囲と補い合う」考え方を共有できた点が挙げられる。備えないデメリットと備えるメリットを示すことで行動のイメージが持て、団体・個人の意識変化につながった。成果は当初計画を上回っており、今後も同様の内容で活動を継続していく。

引用資料

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