• 公開情報
  • 2022年度

東京都

【事後評価】笑顔で集える居場所ネットワークの構築(特定非営利活動法人ウイズアイ)

団体
特定非営利活動法人ウイズアイ
種別
実行団体
事業
笑顔で集える居場所ネットワークの構築
種別
通常枠(草の根活動支援事業)

報告書要約


「子どものこえ」を軸とした活動 ―ロジックモデルに基づく 3 年間の事業分析と成果―3 年間の取り組みを、事業実績、アウトカムの分析、において定量的な成果としてまとめた。いずれもロジックモデルをもとに、事業実績においてはアウトプットから短期アウトカムの達成に向けた取り組みを、アウトカムの分析においては評価指標の達成に焦点を絞って成果を分析した。定性的な成果は、各項目で記載したが、主に本事業からの学び・知見・教訓においてまとめた。
事業全体を 6 つのカテゴリー(子ども、親、学校、地域の人、支援者、行政)に分け、それぞれの対象者につながるアウトプット、活動を関連付けてロジックモデルを作成した。3 年間において活動する中で、特に【地域の人】【学校】【行政】においては状況に応じて短期アウトカムの見直しを繰り返した。(後述、ロジックモデル参照)
【子ども】当団体の居場所事業は 8 年目となり、コロナ禍、開所日数と時間、利用料改定など運営面での変更を経てきた。本助成事業期間で他機関との連携支援が増加し、他のカテゴリーとの相互作用も大きかった。また、東京都フリースクール等支援事業の開始(2024 年 10 月)によって、個々のサポートプランの作成、学校との情報共有(本人と保護者が承諾した場合のみ)が制度化された。これらは子どもを取り巻く環境の変化であって、居場所運営にあっては「子どもが安心して居られる場所」というアウトカムをぶれることなく掲げ、時に大学生ボランティアの協力も得て子どもの「こえ」を丁寧に聞き続けた。
【親】支援は当団体発足当初からの理念であり、時間や曜日を変えながら継続した。本事業期間では学校を会場とした開催が実現し、参加者層が広がった。居場所のネットワークは「子どもの居場所 MAP」作成によって地域連携が進み選択肢増加につながった。親の会のネットワークは、四市(清瀬市、東久留米市、東村山市、小平市)で活動する親の会共催「進路学習会」の運営によって連携が強化され、他地域の親の会を紹介できる基盤ができた。
【支援者】は前年度から発足した支援者連絡会をベースに、さらに行政との連携を進め、地域拡大、継続を目指して、規約の整備、幹事会が発足した。当初の【地域の人】は、最終的なロジックモデルでは【地域の居場所・地域全体の子ども】と変
更し、より具体的な短期アウトカムにすることで、アウトプット、活動が明確になり、「子ども居場所 MAP」作成につながった。取材を通して、また交流会で集うことで今後の地域連携の継続につながった。
【学校】では市内 14 校の小中学校に学校運営協議会(CS)が設置され学校支援本部の地域連携活動も活発化する中、様々な地域活動・学校行事に参加するなど関係構築が進んだ。また、校内居場所の設置が進み、学校内外の環境が大きく変わった。不登校児童生徒の増加は清瀬市も例外ではないが、学校が唯一の選択肢ではなく学校や公的機関から地域の居場所を紹介される事例が増えた。
【行政】では、本事業の計画当初から多くのご助言をいただき、支援者連絡会、月次報告、などへの参加が定例化したことで、さらに関係構築が進んだ。当団体から清瀬市の施策に関わる委員などを委嘱される機会も増え、利用者の声、子どもの「こえ」をお届けできる機会をいただくことができた。

引用資料

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