【事後評価】地方の子どもの選択格差を解消するモデルの構築(コエルワ)
報告書要約
地方の子どもの選択格差という社会課題へのアプローチ
• 地方では、大学進学率の低さや地元就職の選択肢の偏りなど、都市部と比較して教育機会に格差が存在します。 この格差は、子どもたちの将来の選択肢を狭めてしまう
可能性があり、深刻な社会課題となっています。本事業は、この課題に対し、地域の子どもたちに多様な人・コト・情報との出会いを提供することで、子どもたちの選
択視野を広げ、可能性を最大限に引き出すことを目指しています。
本事業が、設定したアウトカムと達成度について
• 「子どもたちが多様な人・コト・情報に触れる」: プログラム参加者の100%が「新しく知ったことや考え方があった」と回答しています。これは、2023年度の95%から5%
増加しており、事業の効果も現れていることを示しています。具体的なコメントには、それぞれの興味に合わせた「新しく知ったこと」が多様に挙げられました。
• 「子どもたちがもっとやりたい・知りたいことに出会う」: 2024年度はプログラム参加者の95%が「もっと知りたい/やりたいと思えることに出会えた」と回答していま
す。具体的なコメントには、それぞれの興味に合わせた「これからも頑張るためにこの場を思い出したい」「また次の機会に会いに来たい」といった内容が多く挙げら
れています。
• 「保護者や教育関係者がプログラムの必要性や有用性を認識する」: 保護者インタビュー調査の結果、プログラムの継続実施を希望する声が100%でした。保護者からは
、「地域に少ない『大学生』『年の近いお兄さんお姉さん』との会話に価値を感じている」「この機会に交流の幅、視野、進路選択肢を拡げて欲しいという期待を抱い
ている」といった声が寄せられています。
事業における成果について1子どもたちの変化
• 事業に参加した子どもたちの変化として、以下のような「意識の変化」が見られました。
• 「自分が知らなかったことがたくさんあるのだとわかった!」「大学生スタッフと話した起業についての話がとても印象に残った」など、多岐にわたる分野への興味関
心が伺え、多くの子どもたちが、事業参加を通じてこれまで知らなかった世界に触れ、視野を広げることができたと考えいてます
• 事後アンケートでは、参加者の95%が「もっと知りたい/やりたいと思えることに出会えた」と回答しており、「またみんなと一緒に勉強したい」「夢に向かって頑張り
たい」といった、具体的な行動意欲を示す意見も見られました。
• 美幌町で行われた保護者へのインタビューでは、「自ら『大学生になりたい』『大学に行きたい』と言うようになった」「勉強に前向きな印象」といった意見が聞かれ
、子供たちの将来に対する意識が変化したことが分かります。
事業における成果について2地域の変化
• 事業を実施した地域の変化として以下の3点が挙げられる。
• 教育機会の拡大として、本事業を視察した近隣町村で、同様のプログラムや新たな教育プログラムの導入が決定しました。
• 関係人口の創出として、大学生スタッフが地域に積極的に関与し、事業後も地域とのつながりを維持するケースも出てきています。
• 地域活性化への貢献として、美幌町の保護者インタビューでは、「素敵な企画。田舎なので選択肢、交流が限られる。視野を広げてほしいという想いがある。」「周知
活動は多々しているようだが、もっと広まってたくさん参加してほしい。」といった意見が聞かれました。
引用資料
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