【事後評価】やまと社会インパクト投資事業有限責任組合(株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ)
報告書要約
事業概要
本事業は、奈良県及びその周辺地域(やまと地域)におけ
る課題を解決する人材の育成を目的とする。
10億円規模のインパクトファンドを組成し、IMM*を通じた
起業家育成・支援により、地域課題解決の実践者30名創出を目指す。
地域課題解決の実践者(起業家・キャピタリスト)の意識・行動変容をインタビュー調査等で測定し、アウトカム達成状況や事業妥当性を検証する。
事業の実績
活動
ファンド組成、投資実行と伴走支援、地域課題デザインマップ制作、アクセラレーションプログラム運営、成果・取り組み発信等の活動を実施。
アウトプット
5社への投資実行
キャピタリスト6名育成
地域課題デザインマップ2点制作
アクセラレーションプログラム3回実施 等
アウトカムの分析
3つの短期アウトカムは、いずれも想定以上の成果を達成した。
1.やまと社会的インパクトファンドを通じたやまと地域の課題解決
2.南都キャピタルパートナーズ(以下、NCP)及び南都銀行によるIMM概念の継続学習
3.NCPによる起業家と南都銀行との協業KPI達成・支援
結論
課題・ニーズの適切性、事業設計の整合性、実施状況の適切性、成
果の達成状況において、本事業は想定以上の成果を達成した。
IMMの知見を地方銀行に提供し、複数の事業を支援・成長させ
るアプローチや、プラクティスの発信により、事業の効率性も高い
といえる。
事業からの学び・提言
地方においては、地域課題の可視化や、非上場企業・スタートアップ企
業のインパクト志向での経営支援プラクティスが十分ではない現状があ
り、課題デザインマップ作成やファンド運営など、インパクト投資のプ
ロセスにおけるノウハウの共有は大きな価値があると考えられる。
本事業の成果を活かし、地域で社会課題解決のための取り組みを継続的に進める。
引用資料
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