【事後評価】江田島版人材育成プログラムの開発~地域内連携で目指せ江田島ファン1万人~(フウド)
報告書要約
本事業は、江田島市の人口減少と高齢化による人材不足および経済縮小への対応として、人材育成
プログラムの整備を通じて交流人口および関係人口の増加を目指すものです。具体的には、企業や学
校教育のニーズに応じたプログラムを開発し、参加者が江田島ファンとして継続的に地域と関わるこ
とで、持続可能な島づくりを推進します。
中長期的な成果目標としては、地域内外のパートナーと連携し、江田島の自然、文化、歴史、産業
などの魅力を活かしたプログラムの開発・実施・発信を行うことで、江田島ファン1 万人の獲得と地域
経済への1 億円の波及効果を目指します。短期的には、信頼できるパートナーの拡大、プログラム参加
者数の増加、経済波及効果の可視化などが目標です。
活動内容は、地域事業者や外部専門家とのパートナーシップ構築、企業・学校・個人向けのプログ
ラム実施、SNS 等を活用した継続的な関係構築、宿泊施設の環境整備、地域産品の購入促進など多岐
にわたります。
事後評価では、江田島ファンの獲得状況、地域内外の連携実績、経済波及効果などを指標に評価し
ました。その結果、3 年間で延べ 1800 人がプログラムに参加し、目標を上回る成果を達成しました。
一方で、経済波及効果は年度によって変動があり、企業研修の受注拡大には課題が残りました。
想定外の波及効果としては、プログラム参加者の再来訪、SNS を通じた情報発信、別事業での協業、
地元小中学校でのプログラム実施、大学との連携強化などが確認されました。
成功要因としては、明確なロジックモデルの設計、関係人口の定義づけ、社会課題解決と経済的持
続可能性の両立が挙げられます。課題としては、江田島ファンの定義と測定方法の確立、企業向けプ
ログラムの営業効率改善、プログラム参加者数の更なる拡大が残されています。
今後の持続化戦略としては、企業や学校向けプログラムのビジネスモデル確立、大学や旅行会社と
の連携強化、個人向けプログラムの展開などに注力します。また、宿泊施設「コテージセトロ」の整
備・運営により個人旅行者の需要にも対応していきます。
また、地域の多様な社会課題へのアプローチを強化し、人材育成事業を各種課題解決の出口戦略と
して活用します。また、「学び成長する島」としてのブランド力向上と、江田島ファン1 万人の獲得に
向けた戦略の実行を継続していきます。
引用資料
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