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【事業完了報告】2024年度生活困窮世帯に対する緊急食料支援及び冷凍食品の取扱拡大事業|全国フードバンク推進協議会

事業総括


(総括)
原油価格・物価高騰の影響により生活困窮世帯の増加が続く中、食料支援活動の地理的・数量的拡大を図るため、フードバンク団体8団体を実行団体として採択し、事業を実施した。上期においては、各団体が行政、社会福祉協議会、子ども食堂・パントリー団体等との連携を広げながら、冷凍庫設置や受入体制の整備を着実に進めた。また、体制面に課題を有する団体に対しては、ノウハウ共有や運営支援を行い、事業基盤の強化を図った。こうした基盤整備の成果が顕在化し、事業終了時までに、冷凍・常温食品の受入および配布体制が大きく拡充された。結果として、食品寄贈受入れ重量は1,535トン(うち冷凍食品175トン)に達し、延べ98,867世帯に対して食料支援を実施することができた。

(価値)
本事業により、実行団体による生活困窮世帯への食料支援体制は、取扱量の増加や運営体制の整備を通じて、量的・質的の両面で着実に拡充された。一方で、物価高騰を背景に支援を必要とする世帯は全国的に増加しており、特にひとり親世帯への支援ニーズの高さが、本事業に伴う調査から明らかとなった。こうした状況に対し、本事業を通じて構築された支援体制や運営手法は、増大・多様化するニーズに対応するための有効な基盤として機能しており、支援対象の拡充や提供頻度の向上、冷凍食品の取扱重量の増加、地域連携の強化といった具体的な取組を進める上での実践的な示唆を得ることができた。

引用資料

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