【事後評価】誰でも参加・支援できるプラットフォームの構築(特定非営利活動法人フ-ドバンク福岡)
報告書要約
本事業の取組みの概要と成果
福岡県においてフードバンク取組みのハブ施設としての役割を担っており、運用施設の拡充や対応件数の増加に伴う急速
な拡大に対応できる組織基盤の整備が必要でした。そのための課題解決の取組みとして、以下の施策を実施しました。
(1)基盤整備事業として、
1現在の受け取り施設、友泉亭本部、古賀市、下原、久留米大学、篠栗の運用の見直しを行い、より多くの方への
食品提供と地域活動の拠点として活用を行う、そのための体制とルールの見直しを検討する。
2ボランティアの組織づくりを行い、多くのボランティアが参加しやすい制度を構築する。
成果
• フードバンク福岡において受け取り施設運用の見直しとして、倉庫スペースの拡大、冷蔵庫のプレハブ設置、駐車スペー
スの確保等インフラ整備が大幅に進みました。また、受取団体への食品提供のための仕組みとして予約システムを構
築することで、事前の食品のピッキング、受取時の円滑な提供が行われ、対応能力が大幅にアップいたしました。
• フードバンク福岡においてボランティア・人材の活用も倉庫内作業の運営ルールの作成、担当者の配置により品質管理
の取組みとあわせ、作業の効率化が進みました。更に多くの方が参加することで、支援の輪を広げることが出来ました。
(2)多くの方が参加出来る仕組みとして、
1個人を対象にした支援として、受け取り団体、行政等で地域連携を形成し、個人の方の生活全般の支援複数の団
体で行うことを目指す。更に、運営を円滑にするために、対応窓口をフードバンク福岡に配置し担当者を配置、あわせ
て、情報管理のシステム構築を目指す。
成果
• 福岡市を中心として個人の方への対応を各団体と地域で連携することや個別の配送、生活セットの配置を行うことを
目的として、フードバンク福岡にて対応窓口を設置し担当者を配置いたしました。このことで個人支援の対応の幅が広
がるとともに、個人支援のための地域連携を進めて行くことが出来ました。
(3)安定的な運営のため、
1広報活動として、ホームページ等の媒体の活用と見直しを行う。更に、シンポジウムや学習会を開催し活動への理解を
広げる。
2資金確保のため、現在の支援団体を中心に企業間での組織化を行う。企業・個人等の支援の呼び掛けを各広報
媒体等を活用し広げていく。
3寄付付き商品の企画展開と募集を各広報媒体を使用して案内し、資金の確保と認知度のアップを図る。
4将来に向けて協働運営を行政、地元団体と行うことを検討する。
成果
• 認知度アップの取組みとして、ホームページ含めインスタグラムの配信等へこまめに情報提供することで一定の成果をあ
げることが出来ました。シンポジウムについても、120名の参加で多くの方の共感をえる取組みになりました。
• 資金の確保については、多くの方からの支援頂くことが出来ました。特にライオンズクラブ、ロータリークラブ、生協、JA福
岡市等で継続的な支援の取組みが形成できたことは大きな成果と考えます。
事業の最終的な成果
今回の取り組みで、食品受け取り団体の受け入れ能力のアップにより、多くの受益者に食品提供が可能となると同時に
適切な食品配分が実施可能になりました。
個別支援の取り組みについては、地域の状況と各個人の状況把握が進み、よりきめ細かい対応ができ、食品提供の選択
肢を広げることが出来ました。
基盤整備が進むことで、より多くの方が安心して参加出来る組織として位置づけされ、支援の輪も大きく広がりました。
当初目標とした誰でも参加できるための仕組みや整備は整ってきており、入口・出口どちらも、多くの方が参加できる組織
として位置付けられてきたと思います。
引用資料
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