• 公開情報
  • 2021年度

福岡県

【事後評価】いろとりどりの居場所と繋がる支援事業(一般社団法人 家庭教育研究機構)

団体
一般社団法人 家庭教育研究機構
種別
実行団体
事業
いろとりどりの居場所と繋がる支援事業
種別
通常枠(草の根活動支援事業)

報告書要約


本事業においては、不登校の生徒の多様な学びの場の更なる充実、また、それぞれの学びの場の結び目をなくし繋げていくことで、不登校の生徒
が学びを諦めることなく、健康で自らの望む未来につながることを目指し活動を行った。
公立中学校内に「校内フリースクール」という学びの場を新設し、「学校の教室」「フリースクール」、「家庭」を併せた 4 ヶ所を学びの場として、
その充実を図った。また、各々の学びの場への経済的、物理的、心理的な繋がりやすさを生み出すための手立ても講じた。
学校という公教育の場が民間団体や地域団体と繋がり、生徒個々に合わせた充実した不登校支援を行うことが可能な「校内フリースクール」の設
置は、事業開始当時は、先駆的な取り組みであった。現在は、スペシャルサポートルームとして、全国の学校内に設置される学びの場として、
徐々に広がりをみせているが、本事業は公民連携により、関係各機関の深い理解とご協力をいただき実施することができた。
フリースクールや校内フリースクールを利用した子どもたちは、学校内外の支援へと繋がった。自宅で過ごす子どもたちへの支援が届きにくさ
や、校内フリースクールの運営費用や人材の確保に関わる財政負担、フリースクールを利用する家庭の経済的負担という壁が残った。しかしなが
ら、本事業で獲得した、学校の教職員、校区内外の様々な地域支援団体やボランティアの方々の、不登校の生徒やその家族への理解の深まりが大
きな力となり、地域を挙げた、今後の支援の展開が期待される。
人口約 1 万人の山間部の小さなコミュニティにおいて、地域を挙げて実行した本事業が起こした、様々な変化、更に人口約 13 万人の全市への波及
について、本報告書に記す。また、本評価をもとに、公教育における個々に寄り添う支援の必要性だけでなく、学校そのものが、多くの子どもた
ちの居場所として存在することができる場所になることの可能性を広く伝えたい。

引用資料

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