• 公開情報
  • 2022年度

神奈川県

【事業計画】医療・福祉・教育の挟間で生きづらさを抱えた、小・中・高校生支援|特定非営利活動法人横浜メンタルサービスネットワーク

事業概要


 当法人は、長年、精神障がい者等への就労支援を主な事業として行う中、対象者の20代前半の若者が、中高生時代の「生活のしづらさ」や「生きづらさ」などの苦しい思いを抱え続けている人が多くいることに気づき、2013年より精神疾患予防の観点から、信頼できる大人のサポートを受けながら安心して過ごすことができる放課後の居場所「Irodori」を中高生を対象に運営を行っている。
 本事業では、近年近隣の専門機関からの紹介される不登校気味の子どもたちを対象に、専門スタッフのサポートによる日常生活を大切にした参加体験型プログラムを提供し、自己肯定感の獲得や社会的自立へと促すことを目的とする事業を行う。
 参加体験型プログラムでは、精神保健福祉士や作業療法士、臨床心理士など専門性のあるスタッフが、日常生活の体験や特別企画イベント、高校生のキャリア支援等を実施し、子どもたち自身が気づいていない困りごとをみつけ、対処方法を考え、信頼関係づくりや仲間づくりに一緒に取組む(日中の居場所「irodori」を利用)ほか、地域でのボランティア活動や農園での体験活動を通して、くじけたり助けてもらったり感謝されたりという経験を体験する。更に地域のイベントへの参加や卒業旅行の計画等で、他者と協力したり自分の意見を伝えるなど経験を重ね、つまずいた時にどう対応したら良いかなど対処力を高めていく。
 これらの機会を通し、当事者たちが悩みがあるのは自分だけではないと気付き他者への共感が持てるよう成長し、自己肯定感を獲得、社会的自立へと促していく。また生きづらさを抱えた子どもや若者の保護者への対応の他、心配な子どもへの声掛けや専門機関へのルートづくりにも取り組む。専門スタッフ3名で年間20名程度(延べ)のこれら子どもたちの困りごとに対応していく。
 また、地域の中学校からの「教室に入れない子どもが多くいるので、学校の近くで居場所を実施してほしい」という要望があり、学校近くの空き家等で出張型「Irodori」を開設する。そこでのスタッフや地域の人と出会いや経験を通し、対象者の不安を和らげ、居場所「Irodori」に参加できるようにする。
社会的インパクトとして、本事業の取り組みの有効性を可視化し、各所でノウハウを活用できるよう成果を周知する。本事業の取組みの効果、当事者の声、日常プログラム、主な事例、対応方法(コミュニケーションの取り方等)を「地域型子ども支援ガイドブック」にまとめ、関係機関へ配布し研修等で活用する。

引用資料

RELATED

同じプロセスの関連ナレッジ

MORE

他のプロセスの関連ナレッジ