「2021年度通常枠 中国5県休眠預金等活用コンソーシアム休眠預金活用事業報告書」
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2020年、オリオンビール奨学財団は「沖縄シングルマザーの活躍推進基盤構築事業」が、休眠預金等活用事業に採択されました。沖縄のシングルマザーの中でも、最も条件が厳しい若年出産をするシングルマザーの出産を保護・サポートし、自分にあった仕事を探し、自立した生活を送れる包括的なコミュニティーを形成することを目的として活動を行いました。
オリオンビール奨学財団は、沖縄県が抱えるさまざまな社会解決に着目し、中でも貧困問題についてはその深刻さを重く受け止めています。特にシングルマザーの貧困には、連鎖構造が生じていると考えています。まず、所得が低い仕事に就くことで生活が不安定になり家庭内不和から離婚率が高くなり、生活のために長時間働くことから子どもの養育に手を掛けられません。その子どもたちは、十分に勉学ができず大学進学が困難になり、その結果として親と同じく所得の低い職業に就くという連鎖構造が生まれます。
本事業では、公募によって選定された民間公益活動を行う4団体が実行団体として運営を行い、当財団が資金分配団体として助成等の資金的支援や人的ネットワ ーク構簗支援等を行ってきました。また有識者を招いた勉強会を定期的に開催するなどして方向性を定め、沖縄県内のシングルマザーが経済的自立への一歩を踏み出すための基盤構築を目指して、実行団体と資金分配団体が一体となった支援に取り組んできました。当財団の助成終了後も継続的に事業運営ができる体制づくりにも注力してきました。この場において、各実行 団体の3年間の取り組み内容、事業を進める中で見えてきた課題等をご報告いたします。
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