資金分配団体向けの研修について

プログラムオフィサー(PO)研修の概要

休眠預金活用制度では、資金分配団体のプログラムオフィサー(PO)が社会の諸課題の解決に向けた変化の実感を持ち、自信を持ってチャレンジできるようにPO研修を提供しています。研修を通じて学びを深めながら、PO同士がつながる機会になっています。

資金分配団体向けPO研修を動画受講される方は、ここからお入りください。

no-thumb

PO研修の目的

 休眠預金等活用制度では、資金分配団体に期待される「7つの役割」が明記されています。これらの役割を踏まえて「3つの姿勢と10の力」をPOが身につけられるように、JANPIAが研修の内容を設計しています。

資金分配団体に期待される7つの役割と、POに求められる3つの姿勢と10の力
  • 01
    期待される役割
    課題分析と案件の発掘・形成
    POに求められる力
    課題発見力​​​

    指定活用団体が提示した優先的に解決すべき課題を踏まえ、地域・分野等ごとの実情と課題を俯瞰的かつ具体的に把握・分析し、案件の発掘・形成を積極的に行う。

  • 02
    期待される役割
    プログラム開発・公募 実施・伴走支援
    POに求められる力
    プログラム開発力​​、団体選定力​​​​​​

    社会の諸課題の効果的・効率的な解決に向け、「包括的な支援プログラム」を企画・設計し、これに基づき、民間公益活動を行う団体を公募により選定し、資金支援及び非資金的支援を必要に応じ伴走型で提供する。

  • 03
    期待される役割
    資金の助成等を通じ自立した担い手の育成​
    POに求められる力
    伴走支援力​​​、組織基盤強化力​​​​​​

    民間公益活動を行う団体の事業の特性及び発展段階を踏まえつつ、革新的手法により資金の助成、貸付け又は出資を行うこと等を通じ、民間公益活動の自立した担い手の育成を図る。

  • 04
    期待される役割
    監督
    POに求められる力
    事業管理推進力

    民間公益活動が適切かつ確実に遂行されるように、民間公益活動を行う団体に対する必要かつ適切な監督を行う。

  • 05
    期待される役割
    社会の諸課題を解決するための革新的な手法を開発​
    POに求められる力
    コーディネート力、エンパワーメント力

    民間の創意・工夫の発揮を促すように支援を行うことで、社会の諸課題を解決するための革新的な手法を開発し、実装する。

  • 06
    期待される役割
    進捗管理及び成果評価を点検・検証​
    POに求められる力
    評価分析活用力

    民間公益活動を行う団体に対して現地調査を含む継続的な進捗管理及び成果評価の点検・検証を実施し、その評価結果等の有効活用を促す。

  • 07
    期待される役割
    民間の資金の呼び込み
    POに求められる力
    社会資源開拓力​

    民間企業や金融機関等の民間の資金を民間公益活動に呼び込むための具体策を策定し、実施する。

3つの姿勢とは
  • 学ぶ姿勢

    知識やスキルを学び続け、
    変化する環境や課題に柔軟に対応する。

  • 謙虚な心

    他者の意見やニーズを尊重し、
    信頼関係を築く。

  • やり抜く意志

    想定外の出来事に直面しても諦めず、
    最後まで責任を持って取り組む。

4年間のPO研修の主な内容
  • 1年目
    • 実行団体公募・審査に向けて、事前評価、情報公開について、POの役割、ビジョンワーク、ガバナンス・コンプライアンス等
  • 2年目
    • 実行団体への伴走支援、事前評価の点検・検証、規程類の整備について
  • 3年目
    • 前半:中間評価について、出口・持続化戦略に向け
    • 後半:事後評価に向けて、休眠預金活用事業の出口・持続化戦略について
  • 4年目
    • 事後評価報告書作成のポイント、事例共有としてのピアラーニング、監査について

※その他、任意受講の研修も実施

PO研修の受講について

休眠預金活用事業において、資金分配団体のPO 関連経費として助成対象となるPOは、PO研修の受講が必須となります。

研修の日時と内容についてはJANPIAから案内が届きます。

※事業途中でPOとなる場合、必ずPO研修を動画で受講し、レポートの提出が必須となります。

よくある質問

プログラムオフィサー(PO)には、事業の進捗管理や監督を行うだけでなく、実行団体の評価の取り組みへの伴走支援や組織基盤強化支援、活動など課題解決の仕組みの継続を見据えた出口戦略の立案・実施のサポート等を担うことから、これらに必要な知識やスキル、経験等が求められます。 POとなられる方々の経歴としては、過去にNPO/NGO活動やソーシャルビジネスに携わった経験を有する方が多い一方で、そのような経験がなくても、行政や企業に長く勤められていた方がPOを担うケースも増えてきています。 また、POは、実行団体への非資金的支援を実施するために必要な体制を検討したうえで、複数人で役割を分担して担うことも可能...

通常枠の場合、資金分配団体として採択された後から事業終了までの約3年間にわたり、5~6回程度のプログラムオフィサー(PO)研修を実施しています。 これらの研修では、取り組んでいただく社会的インパクト評価の概要や目的、実施方法、これまでの実践事例の紹介に加え、実践的なワークも行っています。 また、社会的インパクト評価については、他団体が主催する研修会や勉強会もありますので、それらも活用していただきながら学びを深め、伴走支援に取り組んでいただきたいと考えています。

現在は、基本的にオンライン(Zoom)で開催しています。一部、動画や資料等の事前課題に取り組んでいただく場合がございます。