NPOや市民活動団体などが地域課題の解決に取り組む中で、活動を持続・拡大するためには適切な事務局体制やガバナンスが欠かせません。しかし、2019年度から休眠預金等を活用した助成事業が展開される中、助成先団体の多くで組織運営上の課題を抱えていることが明らかになっています。「活動支援団体」は、こうした団体が抱える事業や組織の課題を解決するために、専門的なアドバイスや伴走支援を行う存在です。(「活動支援団体とは」)
2023年度に活動支援団体として選定されたNPO法人ボランタリーネイバーズは、2024年度に3つの支援対象団体に対して「かなめびと(組織コアスタッフ)育成による組織基盤強化」と銘打ったサポートを実施。本記事では、同団体の理事・青木研輔さん、支援を受けたNPO法人ファミリーステーションRinの皆さんに、支援内容とその成果について詳しく伺いました。
複雑化する社会課題とNPOの世代交代問題
2001年に設立されたボランタリーネイバーズは、25年近くにわたり、“NPOを支援するNPO”として活動を続けてきました。NPO法人の設立・運営支援、行政との協働推進、会計業務など、幅広い相談に応じて専門家と伴走支援を提供しています。長く中間支援組織としての役割を果たしてきた中で、休眠預金等活用制度の活動支援団体へ申請したのは、なぜなのか。青木研輔さんはこのように話します。
青木研輔さん(以下、青木)「1998年に特定非営利活動促進法が制定され、その後、多くのNPO法人が創設されました。それから30年近くが経ち、当時とは社会課題が大きく変化・複雑化しています。どの団体も目の前の課題に対応していくのがやっとで、組織体制を強固なものにするところまで手が回っていない。活動に伴走する中で、そういった現場を見ることが増えてきており、我々が力になりたいと思ったんです」
また、設立当初のメンバーが高齢化し、世代交代のタイミングを迎えている団体が全国的に増えている中で、次世代を担う人材の育成をサポートしたいと思ったのも、申請理由の1つだと青木さんは語ります。加えて、NPO法人NPOサポートセンターが2025年に発表した「NPO代表者白書」のデータに触れ、こう続けます。
青木「調査では、全国平均で56.2%の団体が中期計画のような将来を見据えた計画を策定していないという数字が出ています。あくまで目安ですが、これは多くの団体が先の見通しを立てて活動ができていないことを意味しています」
目の前のことに追われて、将来像を描いている暇がない。もしくは、描く手段がわからない。そうした団体に対して適切なサポートをし、日本のNPOをもっと元気にしたい。そんな思いを背景に、ボランタリーネイバーズは活動支援団体公募に申請し、採択されました。対象となったのは「かなめびと(組織コアスタッフ)育成による組織基盤強化」と題した事業。これは、団体を引っ張っていくコア人材の育成を目的に、各団体の課題に応じて専門家を派遣し、チームを組んで伴走支援を行うものです。
オンラインで取材に応じる青木さん
団体ごとに支援の仕方をアレンジし、チームを組んでサポート
ボランタリーネイバーズの支援の特徴は、大きく2つあります。1つは、決まったフレームワークを持たないこと。団体によって抱える課題は異なり、その解決策もそれぞれに違うからです。
青木「各団体にヒアリングをし、課題を抽出した上でベストなサポート人材(専門家)と解決策を検討します。ファシリテートのプロと一緒にワークショップを行うこともありますし、弁護士と共にガバナンスやコンプライアンスに関する体制づくりをすることもある。会計ソフトの導入サポートをするために、税理士と一緒に現場でアドバイスをしたこともありました。可能な限りどんな相談にも応じられるように、柔軟にサポート内容を変えています」
支援を進めていく中でも、当初の設計にこだわらず、発生した疑問や新たに見つけた課題があれば、それに応えられるようにアップデートしているとのこと。また、もう1つの特徴は、外部の専門家の力を借りて、チームを組んで支援することです。
青木「中間支援に取り組む団体の中には、コーディネーター兼専門家のように、1人で全てに対応しているところもあるでしょう。けれど、ボランタリーネイバーズはあえてそれをしていない。それは、第三者を交えることで、“自分(伴走者)を超えた多様な視点”で支援できるからです。調整コストを考えたら面倒ではありますが、支援のプロセスを客観視できるような仕組みがあってこそ、独りよがりにならない支援ができると考えています」
ボランタリーネイバーズの「かなめびと育成」事業は、2024〜2027年の3年間で全4回の公募を行い、各団体に6カ月間の伴走支援を行うプログラム。初回の公募では3団体を採択し、組織体制や役割の明確化、規程類の整備、管理・経理業務の見直しなどに取り組みました。今回支援した団体の1つ、ファミリーステーションRinに対しては、専門家として経験豊富なファシリテーターを派遣し、全6回のワークショップ形式で支援を進めていきました。
青木「Rinさんは主に創業世代から次世代への事業承継を課題としていました。ヒアリングを重ね、次世代を担うメンバーたちが運営の核として持っておくべき共通認識、判断の軸が必要で、それを得るにはワークショップの実施がベストだと考えました」
ワークショップを通し、次世代メンバーの運営の「軸」を形成
ファミリーステーションRinは、愛知県日進市を拠点に、子どもの一時預かりや子育て支援拠点の運営、訪問型サポート事業といった、子育て環境の改善を図る活動を展開しています。発足は2004年。創設メンバーの1人である代表理事の牛田由美子さんは、このように語ります。
牛田由美子さん「私たちの代から次の代へ、事業承継をする時期に差し掛かっています。ただ、青木さんがおっしゃったように、日々の業務に忙しく、なおかつ次世代のコアメンバーが事業ごとに分かれて仕事をしている状況で、法人運営についてしっかりと話し合う機会を持てていませんでした。それに加えて、世代交代に当たっては社会課題をしっかりと捉える感性を身に着けて、その中で主体的に関わるにはどうしたらいいのかを考えてほしいという思いがあったんです」
ワークショップに参加した5名のうちの1人である磯畑さんは、このように話します。
磯畑香苗さん(以下、磯畑)「どこかのタイミングで事業承継をするという意識はありつつも、具体的にいつ、どのようにやればいいのかわからずに、踏み出せないでいました。そんな中、ボランタリーネイバーズさんが支援対象団体を募集したチラシを拝見して、そこに “活動の広がりに合わせて、今の体制や現メンバーだけで続けていけるのかを見直してみませんか”といった趣旨が書かれており、『まさにうちのことだ!』と思い、サポートを受けたいと牛田に話をしたのを覚えています」
ワークショップの様子
ワークショップでは、組織課題を洗い出し、ファミリーステーションRinが大切にしている価値観の言語化、スタッフ一人ひとりの成長ステップを明確にするキャリアプラン表の作成、事業承継後を見据えた3年後の理想的な組織像の策定などが行われました。
一連の活動を経て得たものの大きさを、参加メンバーたちは語ります。
飯野良江さん「創業メンバーは、共有する思いがあって団体を設立したわけですが、途中から入った私たちはあらためて思いを話し合う機会を設けてきませんでした。ワークショップを通して、それぞれがどのように活動に向き合っているのかを知ることができましたし、そこから共通認識を確認することもできました」
浅井裕子さん「これまで関わっている事業からしかRinを見られていませんでしたが、客観的にRinの活動を見ることができ、あらためて存在意義を感じられたのはとても良かったです。自分たちだけでは後回しにしてしまいがちな話し合いも、ボランタリーネイバーズさんが入ってくださったことで、きちんとスケジュール通りに進められたのもありがたかったですね。こちらが言ったことを否定せず、常に肯定する言葉をかけてくださり、前向きな気持ちで取り組むことができました。毎回のワークショップが楽しみでした」
磯畑「最初に、話し合いのルールとして『自分の思っていることを包み隠さず、ぶつけ合おう』と決めたことで、それぞれが本音で話せたのが何よりも良かったです。普段は遠慮して話せないようなことも、ルールがある上でなら建設的に話し合えて、このプロセス自体が大きな財産になった気がします」
ワークショップで整理された「大切にしたい価値観」や「キャリアアップの方向性」
ここで策定された、ファミリーステーションRinが大切にしたい価値観やキャリアプランは、今後理事会などを通して、事業計画や人事評価制度などに落とし込まれていくとのこと。ワークショップを経たことでメンバー同士の結束力もより強くなり、話し合いの大切さを実感したそうです。
特別ではない、「普通の人」が支え合える社会に向けて
今後、活動支援団体として目指すのは、これまでの支援で培ったノウハウやツールを整理し、他地域の団体にも活用してもらえる形で共有していくことです。
青木「より多くの団体が適切な支援を受けるには、スーパーマンのような特定の誰かにしかできない支援活動であってはいけません。活動支援団体がコーディネートをして、専門家とチームを組んで支援するやり方なら、各地域で展開できるはず。専門家との連携の仕方などは我々が共有させていただきます」
近年、様々な分野で中間支援組織の役割が重要視されつつあり、そのような中でボランタリーネイバーズは、より一層力を発揮し、ノウハウを広く伝えてNPOが活動しやすい環境づくりを見据えています。
青木「ボランタリーネイバーズは『“よい社会”は市民がつくる』という理念を掲げています。ここでいう市民とは特別な人ではなく、どこにでもいる普通の人。誰もが誰かを支える活動ができる社会が、よい社会だと思っています。我々は直接的な支援の現場にいるわけではありませんが、現場で汗を流している多くのNPOを支える取り組みをこれからも続けていきたい。よりよい社会を作るために行動する市民を1人でも増やしたいですね」
【事業基礎情報】
資金分配団体 | 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ |
事業名 | 次のステージを支える「かなめびと(組織運営コアスタッフ)」養成による組織基盤強化 |
活動対象地域 | 愛知県及び隣接県(岐阜県、三重県、静岡県、長野県) |
実行団体 | ・NPO法人ファミリーステーションRin(※) ・からし種 ・特定非営利活動法人トルシーダ ・特定非営利活動法人エム・トゥ・エム ※記事で取り上げられている団体 |
休眠預金活用事業に係るイベント・セミナー等をご案内するページです。今回は、NPO法人ボランタリーネイバーズ主催「持続可能な体制をつくる!かなめびと応援プロジェクト・セミナー『現場が自律的に動き、助け合えるチームを作るマネジメントと実践』」を紹介します。
持続可能な体制をつくる!かなめびと応援プロジェクト・セミナー
「現場が自律的に動き、助け合えるチームを作るマネジメントと実践」
NPOの活動は、いつも「手が足りない」状態の中で回しています。
さらに、環境の変化は早く、複雑な問題が日々発生する中、限られた人と時間で社会的課題を解決するには、どうしたらよいのでしょうか。
その鍵は、現場が自律的に動くこと、そして、メンバー同士が自然と助け合えること。それぞれのメンバーが目的を理解し、自分たちで次の一手を考えられるチームに変わることが求められています。
今回のセミナーでは、それぞれのチームが組織の目標を踏まえて自ら計画を立て、短い周期で小さな改善を積み重ねていく、そんなチームに育てるためのマネジメントと実践方法をお伝えします。
実際にこの手法を取り入れた組織では、
・「週次の目標をもとに自分のチームで日々の計画を自分で立てられるようになった」
・「早めに手を打てるようになり、本来の職務にあたることができるようになった」
・「自分にも他のメンバーをサポートできる部分があると気づいた」
という声が届いています。
メンバーの間で「何を目指して動いているのか」を共有し、チームで経験と学びを分かち合いながら計画と振り返りの精度を上げていくことで、組織の姿は大きく変わります。
当日はそのための考え方と、すぐに試せる実践のヒントをご紹介します。
【イベント情報】
日時 | 2025年9月16日(火)19:00~21:00 |
開催形式 | オンライン(Zoomを使用) |
定員 | 30名 |
対象 | ・NPOの代表者や理事・幹部スタッフなど、組織の将来を担う立場にある方 ・NPOの現場を支える若手スタッフ・中堅職員 ・NPOのチームマネジメントに課題意識を持つ中間支援組織・行政担当者 ・NPOのチームマネジメントに関心のある研究者・学生 |
参加費 | 無料 |
プログラム(予定) | 19:00-19:05 開会、趣旨説明 19:05-20:05 講義 20:05-20:15 休憩 20:15-20:50 質疑 20:50-21:00 かなめびと事業の紹介、閉会 【講座内容】 ・なぜ今、チームが自律的に動く必要があるのか ・チーム活動の基本構造である5つのステップ ・目的・ゴールを明確にするフレームの活用 ・自律性を生み出す“日々の運営リズム”と情報の工夫 【講師】伊東かおり (株式会社Hyper-collaboration コミュニティ オーガナイザー/トランジション アクセラレーター) 愛知県半田市出身。 経営コンサルタント会社でのインターン後、起業支援を行うNPOスタッフを経て、2011年ファシリテーターとして独立。 主に福祉事業所やまちづくりに関する人材育成・組織運営の支援に携わる。2016年札幌に移住。 NPOだけでなく、社会全般において働くことの価値の転換の必要性を感じ、企業の人材育成・組織開発に関わるようになり、2020年(株)Hyper-collaborationの立ち上げからメンバーとして参画。 北海道のファシリテーターが集まるNPO法人きたのわの理事としても活動中。 |
主催 | NPO法人ボランタリーネイバーズ |
お申込み | Peatixの参加申込フォームよりお申し込みください。 https://peatix.com/event/4528028 |
お問い合わせ | NPO法人ボランタリーネイバーズ [住所]愛知県名古屋市東区東桜2-18-3、コープ野村東桜702 [連絡先]052-979-6446 (担当:大久保 / 電話受付時間:平日10時~18時) [E-mail]katudoushien@vns.or.jp [URL]https://www.vns.or.jp/ |
★本事業は、休眠預金等活用法に基づく活動支援団体として実施しています。
ぜひ、この機会にご参加いただき、活動の体制・基盤を整えましょう!
事業完了にあたり、成果の取りまとめるために実施されるのが「事後評価」です。事後評価は、事業の結果を総括するとともに、取り組みを通じて得られた学びを今後に生かせるよう、提言や知見・教訓を整理するために行われます。今回は、2025年3月末に事業完了した2021年度通常枠【新たな災害における復興の担い手育成事業|RCF[21年度通常枠]】の事後評価報告書をご紹介します。ぜひご覧ください。
事業概要等
事業概要などは、以下のページからご覧ください。
事後評価報告
事後評価報告書は、以下の外部リンクからご覧ください。
・資金分配団体
・実行団体
【事業基礎情報】
資金分配団 | 一般社団法人 RCF |
事業名 | 新たな災害における復興の担い手育成事業 <2021年度通常枠> |
活動対象地域 | 令和4年3月福島県沖地震、令和4年8月3日からの大雨、令和4年台風8号・14号・15号およびそれ以前に発生した大雨、台風、地震等の災害による被災地域(青森県、静岡県、宮崎県) |
実行団体 | ・北彩漁業生産組合 ・特定非営利活動法人 atamista ・特定非営利活動法人 YNF |
事業完了にあたり、成果の取りまとめるために実施されるのが「事後評価」です。事後評価は、事業の結果を総括するとともに、取り組みを通じて得られた学びを今後に生かせるよう、提言や知見・教訓を整理するために行われます。今回は、2025年3月末に事業完了した2021年度通常枠【地方における10代の居場所づくり支援事業|カタリバ[21年度通常枠]】の事後評価報告書をご紹介します。ぜひご覧ください。
事業概要等
事業概要などは、以下のページからご覧ください。
事後評価報告
事後評価報告書は、以下の外部リンクからご覧ください。
・資金分配団体
・実行団体
【事業基礎情報】
資金分配団 | 認定特定非営利活動法人 カタリバ [コンソーシアム構成団体] 特定非営利活動法人 エティック |
事業名 | 地方における10代の居場所づくり支援事業 <2021年度通常枠> |
活動対象地域 | 日本全国 |
実行団体 | ・特定非営利活動法人 ガクソー ・一般社団法人 YOUTH PACE(一般社団法人 第3職員室) ・一般社団法人 OMUTA BRIDGE ・一般社団法人 えらぶ手帖 ・特定非営利活動法人 WeD ・特定非営利活動法人 こおりやま子ども若者ネットワーク ・特定非営利活動法人 f.saloon ・特定非営利活動法人 みんなの ・特定非営利活動法人 SET ・特定非営利活動法人 むかいしまseeds ・一般社団法人 もも ・一般社団法人 スタイリィ ・一般社団法人 わのまち ・特定非営利活動法人 セブンシーズ |
事業完了にあたり、成果の取りまとめるために実施されるのが「事後評価」です。事後評価は、事業の結果を総括するとともに、取り組みを通じて得られた学びを今後に生かせるよう、提言や知見・教訓を整理するために行われます。今回は、2025年3月末に事業完了した2021年度通常枠【誰もが活躍できる信州「働き」「学び」「暮らし」づくり事業|長野県みらい基金[21年度通常枠]】の事後評価報告書をご紹介します。ぜひご覧ください。
事業概要等
事業概要などは、以下のページからご覧ください。
事後評価報告
事後評価報告書は、以下の外部リンクからご覧ください。
・資金分配団体
・実行団体
【事業基礎情報】
資金分配団 | 公益財団法人 長野県みらい基金 |
事業名 | 誰もが活躍できる信州「働き」「学び」「暮らし」づくり事業 <2021年度通常枠> |
活動対象地域 | 長野県内 |
実行団体 | ・長野県農業協同組合中央会 ・社会福祉法人 長野県社会福祉協議会 ・般社団法人 佐久産業支援センター ・特定非営利活動法人 長野県PS・ふくしネットセンターやさしなの ・一般社団法人 South-Heart ・株式会社 みみずや ・株式会社 イーエムアイ・ラボ |
休眠預金活用事業に係るイベント・セミナー等をご案内するページです。今回は、鳥羽市×認定NPO法人SEEDS Asia共催「地域への愛着を基盤とした学校・地域安全モデル事業 防災リレー講座」を紹介します。
地域への愛着を基盤とした学校・地域安全モデル事業 防災リレー講座
近年、自然災害に加え、子どもたちを取り巻く事件や事故も多発しています。
こうした多様なリスクの中で、子どもの安心・安全を守り、そして「ここで暮らし続けたい」という想いをどう育むか――それは、地域の未来をどう築いていくかという問いでもあります。
このたび、認定NPO法人SEEDS Asiaは鳥羽市との共催により、全12回の防災講座を開催します。
第1回は「防災」と「地域への愛着形成」をテーマに、子どもを支える大人の役割と子ども自身の「自分を守る力」について考えます。
家族・学校・地域で、子どもに関わる方、あるいは防災に関わるみなさまにご参加いただきたい講座です。
第1回は「防災×地域への愛着形成」がテーマです。
子どもを支える大人の役割や、「自分を守る力」について一緒に考えませんか?
【イベント情報】
日時 | 2025年8月1日(金)14:00~15:45(質疑応答含む) (会場受付:13:30~、オンライン開場:13:50~) |
開催形式 | 会場+オンラインでのハイブリッド開催 |
会場 | 鳥羽商工会議所 3階 かもめホール+オンライン(Zoom) (〒517-0022 三重県鳥羽市大明東町1−7)【MAP】 |
定員 | 会場:120名 / オンライン:先着80名まで |
対象 | 鳥羽市民あるいは市内勤務の方(定員120名) ※オンライン参加のみ市外の方も受け付けます(先着80名まで) |
参加費 | 無料 |
プログラム(予定) | 第1回:「子どもの安全は大人たちの眼差しの先にある:子どもの健康・安全統制感とソーシャルサポート認知の関連性」 13:30 開場(オンラインは13:50開場) 14:00 趣旨説明 14:05 専門家によるご講義 15:05 小休憩 15:10 会場からの質疑応答・次回のリレー講座案内など 15:45 閉会 講師:藤田 大輔 先生 博士(医学) (大阪教育大学 教授、学校安全推進センター長) 【講師プロフィール】 2001年6月に発生した大阪教育大学附属池田小学校無差別殺傷事件の後、同校の学校長に就任。 被害児童のご家族との対話や、事件後の危機管理体制の再構築に尽力されました。 現在は、大阪教育大学 学校安全推進センター長を務めるほか、第13期中央教育審議会委員、日本安全教育学会理事長、文部科学省 学校安全の推進に関する有識者会議委員など、学校における安全の専門家として、国内外でご活躍されています。 |
共催 | 鳥羽市 特定非営利活動法人SEEDS Asia |
お申込み | ◆スマホ・タブレット端末をお持ちの方は、下記リンク(Googleフォーム)または以下QRコードからお申込みください。 https://forms.gle/Jz5AMbZm5WZZNnwk6 ※鳥羽市在住・在勤の方は、下記のお電話・メールでもお申込みいただくことが可能です。 <電話の場合> ・鳥羽市教育委員会 学校教育課 0599-25-1265 (電話でお申し込み希望の学校関係者のみ) ・鳥羽市 総務課防災危機管理室 0599-25-1118(電話でお申し込み希望の市民の方) <メールの場合> SEEDS Asia鳥羽プロジェクトオフィス ・Eメール:mitsuko.otsuyama@seedsasia.org ※申込締め切り:2025年7月18日(金) |
お問い合わせ | 認定特定非営利活動法人SEEDS Asia [HP]https://www.seedsasia.org/ |
休眠預金活用事業に係るイベント・セミナー等をご案内するページです。今回は、特定非営利活動法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト主催「≪長野市緊急時における子ども支援ネットワーク学習会≫緊急時の子ども支援の連携について考える」を紹介します。
≪長野市緊急時における子ども支援ネットワーク学習会≫
緊急時の子ども支援の連携について考える
長野市では、子ども支援に携わる関係者・災害支援NPO等と行政・社協がともに立ち上げた「長野市緊急時における子ども支援ネットワーク」が中心となり、緊急時の子ども支援に向けた体制づくりを行っています。
その活動の一環として、支援者の学び合いの機会として、令和2年度から毎年学習会を実施しています。
今年度は、小児科医の皆様を中心に昨年10月に立ち上げられた「長野県小児科医会災害対策WG」及び、地域の防災力向上を目指して活動されている「日本防災士会長野県支部」の皆様とともに学び合う機会を持たせていただけることになりました。
それぞれの活動を知り、緊急時の子ども支援の連携について、参加者の皆さんとともに考える機会となればと思っています。
【イベント情報】
日時 | 2025年7月27日(日)14:00~16:00 |
開催形式 | 会場+オンラインでのハイブリッド開催 |
会場 | 長野県県民文化会館 第2会議室(ホクト文化ホール) (〒380-0928 長野県長野市若里1丁目1-3)【MAP】 ※オンラインの参加も可能です! |
定員 | 会場:50名 / オンライン:50名 |
スケジュール | 14:00~14:05 開会 14:05~15:55 緊急時の子ども支援の連携について考える 【活動発表①】 長野県小児科医会災害対策WG 天野 芳郎 氏 【活動発表②】 日本防災士会長野県支部 支部長 大久保 隆志 氏 【活動発表③】 長野市緊急時における子ども支援ネットワーク事務局 【パネルディスカッション】 15:55~16:00 閉会 |
主催 | 特定非営利活動法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト |
共催 | 長野市緊急時における子ども支援ネットワーク |
協力 | 長野県小児科医会 日本防災士会長野県支部 |
後援 | 長野市 長野市教育委員会 長野市社会福祉協議会 |
お申込み | 電話または以下QRコードよりお申し込みください。 [TEL]090-5082-8559 (平日:10:00~17:00) |
お問い合わせ | 特定非営利活動法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト [TEL]090-5082-8559 (平日:10:00~17:00) |
休眠預金活用事業に係るイベント・セミナー等をご案内するページです。今回は、NPO法人ボランタリーネイバーズ主催「持続可能な体制をつくる!かなめびと応援プロジェクト・セミナー 『経営戦略から描く、私たちらしい未来のかたち』」を紹介します。
持続可能な体制をつくる!かなめびと応援プロジェクト・セミナー
「経営戦略から描く、私たちらしい未来のかたち」
NPOとしての願いや社会的役割を、どんなかたちで未来へつなげていくのか。
今回のセミナーでは、経営戦略の考え方をヒントに、団体の未来を自分たちで描いていく方法を学びます。
戦略と聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、今回は“どこに向かうかを決めるための考え方”として、やさしくお伝えします。
セミナーでは、日々の活動と理念をつなぐ視点や、将来の組織図づくりにも取り組みながら、“かなめびと”が団体の中でどんな役割を担っていけるのか、一緒に考えていきます。
当日は、NPO支援に関わる中小企業診断士が登壇し、「経営診断とは何か?」についてわかりやすく解説します。
経営診断では、団体の経営戦略、組織体制、財務状況、日々の業務などを多面的に整理・分析し、独自の能力、業界環境、課題などを明らかにしたうえで、今後の方針や改善の方向性を共に考えます。実際の支援事例の紹介も予定しています。
日々の活動を見直し、未来に向けた一歩を考える時間です。
関心のある皆さまの参加を、心よりお待ちしております。
【イベント情報】
日時 | 2025年7月23日(水)19:00~21:00 |
開催形式 | オンライン(Zoomを使用) |
定員 | 30名 |
対象 | ・NPOの代表者や理事・幹部スタッフなど、組織の将来を担う立場 にある方 ・次世代のリーダー候補として活動している若手スタッフ・中堅職員 ・NPOの経営・組織に課題意識を持つ中間支援組織・行政担当者 ・NPOの経営・組織に関心のある研究者・学生 |
参加費 | 無料 |
プログラム(予定) | 19:00-19:05 開会、趣旨説明 19:05-20:05 講義 20:05-20:15 休憩 20:15-20:50 質疑 20:50-21:00 診断士による支援の紹介、かなめびと事業の紹介、 閉会 【講座内容】 ・私たちの未来を思い描くために ~“目指す姿”をことばにする~ ・経営戦略を考える ~これからの道をどう決める?~ ・経営の全体像を描いてみる ~理念と日常をつなぐ~ ・かなめびとって、どんな存在? ~未来の組織図から考える~ ・経営診断と支援事例の紹介 【講師】 愛知県内の企業内中小企業診断士 【愛知県内の企業内診断士の活動について】 愛知県内で企業に勤務する中小企業診断士によって構成されるメンバーが中心となり、企業で培った多様な専門性を持つメンバーが集い、互いに学び合いながら、社会貢献としてNPO支援にも力を入れています。 2020年以降、名古屋市市民活動推進センターやNPO中間支援組織ボランタリーネイバーズと連携し、NPO支援の仕組みづくりに取り組んできました。経営戦略立案支援、中期経営計画策定支援、組織診断、指定管理者応募のサポート、クレド作成支援など、多面的な支援を展開しています。 私たちの支援は、中小企業診断士がチームを組み、それぞれの強みを活かして現場に伴走するスタイルが特長です。 NPOの活動に寄り添い、中小企業診断士としての専門性を活かしながら、組織の持続的な発展を支える支援を目指しています。 ★本事業は、休眠預金等活用法に基づく活動支援団体として実施しています。ぜひ、この機会にご参加いただき、活動の体制・基盤を整えましょう! |
主催 | NPO法人ボランタリーネイバーズ |
お申込み | Peatixの参加申込フォームよりお申し込みください。 https://peatix.com/event/4460553/ |
お問い合わせ | NPO法人ボランタリーネイバーズ [住所]愛知県名古屋市東区東桜2-18-3、コープ野村東桜702 [連絡先]052-979-6446 (担当:大久保 / 電話受付時間:平日10時~18時) [E-mail]katudoushien@vns.or.jp [URL]https://www.vns.or.jp/ |
休眠預金活用事業に係るイベント・セミナー等をご案内するページです。今回は、NPO法人ボランタリーネイバーズ主催『持続可能な体制をつくる!かなめびと応援プロジェクト・セミナー「NPOの世代交代・事業承継、なにから始める?実践のヒントと支援のかたち」』を紹介します。
持続可能な体制をつくる!かなめびと応援プロジェクト・セミナー「NPOの世代交代・事業承継、なにから始める?実践のヒントと支援のかたち」
近年、NPOの現場では、創業期リーダーたちが次世代へバトンを渡す時期を迎えています。事業承継は、単なる役職の引き継ぎではなく、NPOの社会的ミッションを次世代に継続するための重要なプロセスです。
本セミナーでは、NPOの事業承継に関する調査研究を行ってきた研究者が、創設者の影響力、ガバナンス、承継計画の有無、組織規模や年齢、理事会の関わりなど、事業承継の成否を左右する要因を分析します。理論面と統計分析結果から見える傾向を学び、データと事例を通じて具体的な論点やヒントを参加者と一緒に考えます。
NPOが抱える世代交代・事業承継の課題にどう向き合い、どのような準備や工夫が可能かを皆さんと一緒に考え、NPOの未来を描く機会にしたいと思います。関心のある皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
【イベント情報】
日時 | 2025年5月30日(金)18:00~20:00 |
開催形式 | オンライン(Zoomを使用) |
対象 | NPOの代表者や理事・幹部スタッフなど、組織の将来を担う立場にある方 次世代のリーダー候補として活動している若手スタッフ・中堅職員 コアメンバーの高齢化と将来に課題意識を持つNPO役職員 NPOの事業承継に課題意識を持つ中間支援組織・行政担当者 非営利組織の経営・組織論に関心のある研究者・学生 |
参加費 | 無料 |
プログラム(予定) | 18:00-18:05 開会、趣旨説明 18:05-19:05 講義 19:05-19:15 休憩 19:15-19:50 質疑 19:50-20:00 かなめびと事業の紹介、閉会 |
主催 | NPO法人ボランタリーネイバーズ |
お申込み | Peatixの参加申込フォームよりお申し込みください。 https://peatix.com/event/4374442 |
お問い合わせ | NPO法人ボランタリーネイバーズ [住所]愛知県名古屋市東区東桜2-18-3、コープ野村東桜702 [連絡先]052-979-6446(担当:青木/電話受付時間平日10時~18時) [E-mail]katudoushien@vns.or.jp [URL]https://www.vns.or.jp/ |
公益財団法人 長野県みらい基金・一般社団法人 長野県経営者協会・一般社団法人 長野県労働者福祉協議会の3団体から構成された長野県休眠預金等活用コンソーシアムによる取り組み『誰もが活躍できる信州「働き」「学び」「暮らし」づくり事業』をご紹介します。
7つの実行団体のうち特定非営利活動法人 長野県PS・ふくしネットセンターやさしなの による「やさしなのパーソナルステーション事業」の動画をご紹介します。