龍ケ崎市B&GUSC海洋クラブ|障害児やひとり親家庭のための運動支援

休眠預金活用事業の実行団体である、龍ケ崎市B&GUSC海洋クラブの活動紹介です。

今回の活動スナップは、上智大学の学生さんと、そのインターンシップ先である特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズのメンバーとの顔合わせの様子をお届けします。

活動の概要

JANPIAがつなぎ役となり、上智大学国際教養学部の学生さんが2つの資金分配団体「特定非営利活動法人 エティック(2019年度通常枠)」「READYFOR株式会社(2020年度緊急支援枠)(2021年度コロナ対応支援枠)」の実行団体として休眠預金を活用している『特定非営利活動法人 グッド・エイジング・エールズ』でインターンシップを行うことになりました。今回、学生の石川さんが、グッド・エイジング・エールズがコンソーシアムで運営しているLGBTQ+総合センター『プライドハウス東京レガシー』(新宿区)にて、代表の松中権さんはじめメンバーの皆さんにお会いするということで、JANPIA企画広報部メンバーが一緒に訪問してきました。

活動スナップ

インターンシップは、上智大学国際教養学部の科目の一環で今年度初めて実施されるもので、JANPIAは実行団体を紹介し伴走する形で連携しています。

上智大学の石川さんは、親友が2年ほど前からLGBTQ+の支援団体でインターンをしていた関係で、LGBTQ+の分野に非常に興味があり、今回グッド・エイジング・エールズでのインターンシップを希望したそうです。

約3か月間のインターン期間中、石川さんは主に得意の英語を活かした英語でのSNS発信と、公益社団法人東京青年会議所主催の6月11日-12日のイベントのブース出展、プライドハウス東京レガシー主催の8月20-21日に予定している24 歳以下の子ども・ユースの教育×LGBTQ+に関するカンファレンスの準備に携わる予定です。

グッド・エイジング・エールズの活動については、次の記事も是非ご覧ください。

世界でいちばんカラフルな場所を目指して!| グッド・エイジング・エールズ 松中権さん × エッセイスト 小島慶子さん【聞き手】

左から松中権さん、石川さん、スタッフの小野アンリさん
左から松中権さん、石川さん、スタッフの小野アンリさん

■事業基礎情報【1】

実行団体
特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズ
事業名

日本初の大型総合LGBTQセンター「プライドハウス東京」設立プロジェクト

-情報・支援を全国へ届ける仕組みを創り、LGBTQの子ども/若者も安心して

暮らせる未来へ-

活動対象地域東京都、及び全国
資金分配団体特定非営利活動法人エティック
採択助成事業

『子どもの未来のための協働促進助成事業

~不条理の連鎖を癒し、皆が共に生きる地域エコシステムの共創』

〈2019年度通常枠〉

■事業基礎情報【2】

実行団体
特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズ
事業名

LGBTQ中高齢者の働きがい・生きがい創出

活動対象地域全国
資金分配団体READYFOR株式会社
採択助成事業

『新型コロナウィルス対応緊急支援事業

 ~子ども・社会的弱者向け包括支援プログラム』

〈2020年度新型コロナウィルス対応緊急支援助成〉

■事業基礎情報【3】

実行団体
特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズ
事業名

LGBTQ+ユースの学習支援・相談事業

活動対象地域東京都
資金分配団体READYFOR株式会社
採択助成事業

深刻化する『コロナ学習格差』緊急支援事業

〈2021年度新型コロナウィルス対応支援助成〉

今回の活動スナップは、内閣府とJANPIAで共催した 2022年5月11日「休眠預金活用シンポジウム 休眠預金活用ノススメ」の写真と動画をご紹介します。

活動の概要

休眠預金とは、銀行等に預けられた預貯金のうち、10年以上にわたり入金・出金等がないお金のこと。国・自治体では対応が困難な社会課題に対し、NPOなどの民間の様々な団体が行う公益活動へ、休眠預金を活用する新しい仕組み(休眠預金活用制度)が2019年度よりはじまり、2022年で4年目を迎えます。活動支援の分野は『子供や若者の支援』、『日常生活などで困難を有する方の支援』、『社会的に困難な状況に直面する地域の支援』の3つです。今回のシンポジウムでは、休眠預金活用の更なる発展とソーシャルセクターの基盤強化に向けた機運の醸成を目的に、制度関係者や活動している団体、有識者をお招きし、この制度の現状や課題、今後の展望を議論しました。

活動スナップ

開催挨拶

開会挨拶 加藤 勝信様[前内閣官房長官/衆議院議員/休眠預金活用推進議員連盟 会長]
 開会挨拶|動画リンク


休眠預金活用事業の現状報告

報告 岡田 太造[一般財団法人 日本民間公益活動連携機構 理事]

 報告|動画リンク

第1部 「その時、扉が開いた」
基調講演

第1部 基調講演 菅 義偉 様[前内閣総理大臣/衆議院議員/休眠預金活用推進議員連盟 顧問]

 第1部 基調講演|動画リンク

第1部 「その時、扉が開いた」パネルディスカッション

第1部 
パネリスト
青柳 光昌様[一般財団法人 社会変革推進財団 専務理事]
野村 修也様[中央大学法科大学院 教授/休眠預金等活用審議会 委員]
山本 ともひろ様[衆議院議員/休眠預金活用推進議員連盟 幹事]

コーディネーター
谷合 正明様[参議院議員/休眠預金活用推進議員連盟 幹事]

 第1部パネルディスカッション|動画リンク

※ご登壇が予定されていた 駒崎 弘樹様[
認定特定非営利活動法人フローレンス 代表理事]はご都合によりご欠席となりました。

第2部 「実はここにも休眠預金」
基調講演

第2部 基調講演 野田 聖子様[内閣府特命担当大臣]
 第2部基調講演|動画リンク
※公務のご都合により、ビデオメッセージ

第2部 「実はここにも休眠預金」 パネルディスカッション

第2部 
パネリスト
石原 達也様[特定非営利活動法人 岡山NPOセンター 代表理事]
今村 久美様[認定特定非営利活動法人 カタリバ 代表理事]
山口 美知子様[公益財団法人 東近江三方よし基金 常務理事]
水津 陽子様[合同会社フォーティR&C 代表社員]

コーディネーター
大串 博志様[衆議院議員/休眠預金活用推進議員連盟 幹事長]

 第2部パネルディスカッション|動画リンク

第3部 「休眠預金の将来的な発展へ」パネルディスカッション

第3部 
パネリスト
鵜尾 雅隆様[認定特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会 代表理事]
高橋 進様[株式会社日本総合研究所 チェアマン・エメリタス]
藤沢 久美様[株式会社国際社会経済研究所 理事長]
宮垣 健生様[但馬信用金庫 常務理事 総合企画部長]

コーディネーター 兼 パネリスト
二宮 雅也[一般財団法人 日本民間公益活動連携機構 理事長]

 第3部パネルディスカッション|動画リンク

※ご登壇が予定されていた 坂井 学様[衆議院議員/休眠預金活用推進議員連盟 事務局長]はご都合によりご欠席となりました

終了挨拶

終了挨拶 古川 元久 様[衆議院議員/休眠預金活用推進議員連盟 会長代理]
 終了挨拶|動画リンク

 

司会者/お花のご紹介

[司会] 矢作 奈穂子様

[お花] 一般社団法人ローランズプラス様[2020年度緊急支援枠・実行団体/資金分配団体:READYFOR株式会社]に依頼しました。

スタッフ

今回のシンポジウムは、配信スタッフ(ZAN FILMS)の皆さん、そして内閣府 休眠預金等活用担当室の皆さんとの連携で実現しました。この場を借りてお礼申し上げます。

▼シンポジウム当日の配信動画アーカイブはこちら▼

2022年5月11日に開催されました休眠預金活用シンポジウム「休眠預金活用ノススメ」の動画を

ご覧いただきやすいように、プログラムごとに編集しました。ぜひご覧ください!

  • 01 開催挨拶 
    https://youtu.be/gEEIjT9Wncw
  • 02 JANPIAからの報告 
    https://youtu.be/SYBxlNYHV-Y
  • 03 第一部 基調講演 
    https://youtu.be/KltSo5MVZFI
  • 04 第一部 パネルディスカッション 
    https://youtu.be/FTKuHPsZDsw
  • 05 第二部 基調講演 
    https://youtu.be/xWHJnoG-1j8
  • 06 第二部 パネルディスカッション 
    https://youtu.be/OcU1MIWmX-o
  • 07 第三部 パネルディスカッション 
    https://youtu.be/KxhxWoCtlhU
  • 08 終了挨拶 
    https://youtu.be/Lul3huDMGn4
  • 2022年5月11日開催「休眠預金活用シンポジウム」で上映した、休眠預金活用事業の紹介ムービーです。

    社会的規範への意識が低く、「非行少年」と呼ばれる未成熟な子どもたち。一度、社会のルールから外れてしまうと、日本のシステムにおいては、少年たちに繊細なサポートが行き届かない現状にあります。そんな彼らに手を差し伸べ、「就労支援」という形で立ち直りへの足掛かりをつくっているのが、2019年度通常枠(資金分配団体:更生保護法人 日本更生保護協会)の実行団体である「認定特定非営利活動法人 神奈川県就労支援事業者機構」です。今回は就労支援の現場に伺い、再犯防止にもつながる就労支援の活動を始めたきっかけや事業内容について、事務局長・竹内政昭さんと協力事業主の青木工務店代表・青木哲也さんにインタビューしました。

    木の香りに包まれる建具づくりの就労体験で、時おり笑顔も

    爽やかな木の香りに包まれる製作所で無心に鉋(かんな)をかける少年。まだ成長過程かと思われる華奢な体で、初めて触れたという鉋に体重をかけ、丁寧に細木を削っています

    ここは、青木工務店(神奈川県大和市)の中にある建具製作所。少年は家庭裁判所から神奈川県就労支援事業者機構に推薦され、職場体験に来ています。この事業での職場体験とは、非行少年が企業等での職場体験を通じて、人や社会に触れ合うことの喜びを知り、立ち直りのきっかけをつくることを目指す活動です。具体的には、少年たちを興味ある分野の職場で2日間実際に体験してもらいます。肌に合えばそのまま就職したり、別の職場を紹介してもらったりしながら、職場体験が社会への第一歩を踏み出すきっかけになります。

    今日の少年は建築大工と造園に興味があるといい、青木工務店が受け入れました。ここではまず、鉋を使って自分の箸をつくるよう指導します。最初は緊張ぎみだった少年も、指導員や立ち合い人の竹内政昭さん(認定特定非営利活動法人神奈川県就労支援事業者機構 事務局長)に筋の良さを褒められると、はにかむような笑顔を見せるようになりました。その後も時間をかけて何度も削り直し、やがてただの小さな木材は丁寧な作業によって美しい箸に変わります。引き続き、建具に入れ込む組木細工をやってみるかと問われ、小さくうなずきました。

    研修後、自らの手で仕上げた数本の箸と十文字の組木細工を手にした少年は、職場体験の感想をとつとつと、しかし自信を感じる声で話してくれました。「最初は簡単かと思っていたけど、やってみたら難しくて不安になりました。どんなふうに力を入れたらいいかを考えながら、自分なりに発想を広げてやってみました。いろいろな考え方を持つことができた気がします」。

    少年が作った箸と細木細工
    少年が作った箸と細木細工

    そう話す少年のそばには、これまで家庭裁判所から少年の職場体験の推薦を受けてからずっと寄り添って話を聞き、励ましてくれた竹内さんがいます。その大きな安心感があったからこそ、少年は研修での学びを前向きに考えられるようになったのかもしれない、と感じるひとコマでした。

    人手不足が深刻化する建設業界に光をもたらす、就労支援活動への協力

    少年を受け入れた青木工務店は、神奈川県大和市で100年の社歴があります。その4代目
    代表取締役を務める、青木哲也さん。人手不足が進む昨今の建設業界にあり、青木さんもまた担い手不足に悩んでいました。7~8年前、顧客だった保護司※に大工見習が集まらないことを話したところ、非行少年たちの立ち直り支援活動の一環として「就労支援」という活動があることを聞きます。青木さんは早速、非行少年の就労を受け入れる「協力雇用主」として登録。ここから、青木工務店による就労支援活動への協力が始まりました。

    <保護司>犯罪をした者や非行少年の社会復帰を助けるとともに、犯罪予防の啓発に努め、安心・安全の地域社会づくりに貢献することを使命としている。

    青木さんは笑顔で想いを語ってくださいました。
    青木さんは笑顔で想いを語ってくださいました。

    「誰かを救いたいとか、社会貢献などと崇高な意識を持っているのではなく、建築大工の不足を考えてのこと。一人でもこの職業に興味を持ってもらえればと思って、協力態勢を整えただけのことです」と笑う青木さん。

    ものごとを色眼鏡で見ない性格、とご自身を評するように、青木さんは誰に対してもニュートラルな姿勢で気負いがありません。

    少年たちを受け入れるときに青木さんが最も注意しているのが、「観察」と「声かけ」です。
    「これまで少年たちを見てきて分かったのですが、彼らの多くは自尊心が非常に低くなっています。自己肯定感がないので、ちょっとしたことで傷つき、自分を見失ってしまうんですね。職場体験後、入社してくれても先輩や親方に叱られただけで、突然寮からいなくなるケースは少なくありません」

    少年たちは周りの大人との出会いに恵まれていないことが多く、自らSOSを出すことが難しい状況にあるケースも少なくありません。困ったときに誰かに相談して解決策を見出すのではなく、そこから逃げることを選んでしまうのです。そのため青木さんは、日ごろから少年たちの表情や声の調子、立ち居振る舞いを観察し、今の状態を把握しています。困っていそうな子にはさりげなく声をかけて励まし、相談のきっかけをつくることもあるのだとか。

    「私は以前、子どもを病気で亡くしているんです。だから少年たちには、健康で生まれてきたのに人生を無駄にしてほしくない。その命を社会で守り、生かしてあげたいと思うんです。モノづくりは成果が目に見え、やりがいも大きい。職人の世界は厳しいけれど、技術を身につけるととても面白いので、ぜひ興味を持って臨んでほしいですね」と青木さん。辛い体験を通して感じてきた少年たちへの深い思いを、ちらりと覗かせてくれました。

    少年たちに居場所を用意し、再犯防止と健全な社会づくりの一助としたい

    青木工務店に就労支援への協力を依頼しているのは、認定特定非営利活動法人神奈川県就労支援事業者機構です。事務局長である竹内さんは、かつて法務省の保護観察所に勤務し、業務の中で非行少年らの生活指導にも携わっていました。しかし、就労支援に関しての業務はなく、これまでは保護司が個人的に知り合いの経営者などに頼み込んで雇ってもらうという形が主流でした。

    竹内さんは就労支援の重要性について、穏やかな熱意を込めて話してくれました。 「保護観察所にいたとき、個人が動ける範囲でしか就労支援ができない状況を残念に思っていました。少年たちには家庭的な問題や経済的事情を抱えているケースが多く、それが原因で道を踏み外すことになります。善良な大人のいる職場で仕事と健全な居場所をつくり、経済的に自立させることができれば、彼らはきっと立ち直れるはずなんです」 そんな思いが形となったのは2009年。全国就労支援事事業者機構から保護観察所や民間更生保護団体への働きかけ、設立事務に関する助言などの協力を得て、「神奈川県就労支援事業者機構」が設立されました。竹内さんも立ち上げから携わっています。
    少年から作った箸の報告を受ける神奈川県就労支援事業者機構 竹内さん

    竹内さんは就労支援の重要性について、穏やかな熱意を込めて話してくれました。 「保護観察所にいたとき、個人が動ける範囲でしか就労支援ができない状況を残念に思っていました。少年たちには家庭的な問題や経済的事情を抱えているケースが多く、それが原因で道を踏み外すことになります。善良な大人のいる職場で仕事と健全な居場所をつくり、経済的に自立させることができれば、彼らはきっと立ち直れるはずなんです」 そんな思いが形となったのは2009年。全国就労支援事事業者機構から保護観察所や民間更生保護団体への働きかけ、設立事務に関する助言などの協力を得て、「神奈川県就労支援事業者機構」が設立されました。竹内さんも立ち上げから携わっています。

    <全国就労支援事業者機構>経済界全体の協力により、罪を犯した人への就労支援などを行い、安全で安心な社会づくりに貢献するNPO団体


    立ち上げ当初から神奈川県就労支援事業者機構では、罪を犯した人や非行少年らの雇用に協力してくれる会社と連携し、罪を犯した人たちの就労を支援していましたが、川崎市で起こった中学生殺害事件を契機に、少年たち、取り分け非行の芽が小さな少年には、他の関係機関からも支援の手が届かないでいたことから、そうした少年にも支援を広げようと思うようになります。
    「スタッフたちと自己資金で回す覚悟をしていたところ、休眠預金活用事業を知り、申請をしました。」

    休眠預金活用事業の資金分配団体である日本更生保護協会からの助成を受け、2019年、無職の少年らに希望する職種で仕事の体験ができる職場体験活動と就職後も長く働けるように行う職場定着活動の2つの事業を立ち上げることができました。

    職場体験は15歳~20歳の少年を対象に実施しており、1日3~4時間程度の作業に2日間就いてもらいます。業種は幅広く、建築関係から農業、介護、理美容など多岐にわたります。たとえ就職につながらなくても、少年たちにとって職場の空気に触れることが、社会に出るきっかけになります。たとえば保育園の補助を体験して保育士に興味を持てば、資格を取るため学習意欲が湧き、学校へ戻ることもあるでしょう。大事なのは、職場体験を通じて働く喜びや社会と触れ合う意義を知ることなのです。

    就労支援に参加してくれる協力雇用主は、竹内さんらが個別に訪ねて開拓してきました。現在800社を超えるのですが、本事業の「非行少年の職場体験活動」にご協力いただいているのは現在40社ほどです。これまでに職場体験を通じて、ひきこもりの少年が職場体験から外に出られるようになったり、農業を選んだ少女が派手なつけ爪を外し、就職先の農場で日焼けしながら働いていたりするそうです。少年たちを気にかけて様子をうかがってきた竹内さんは、「こういう子が心を取り戻してくれるのを見るのが何より嬉しいです」とにっこり。

    協力雇用主との折衝は、竹内さんが最も留意するところです。代表者だけが就労支援について理解していても、職場で指導する社員や同僚に理解がないと禍根を残します。そのため、協力雇用主との打ち合わせの際は、少年への接し方から指導にあたる社員の対応、雇用した場合の注意点など細かいアドバイスを欠かしません。

    神奈川県就労支援事業者機構では、就労支援活動で少年が無事に就職ができた場合、1年後と3年後に調査し、1年続いたら会社へ、3年続いたら少年に記念となるものを渡すといいます。「1年はその会社の努力によるもの、3年も続くのは本人の努力によるものだから、それぞれの記念になればと思って」と竹内さん。

    陰となり日向となり、少年の更生に力を尽くしてくれる大人がいることが、少年たちの未来への強い支えになっていくことを願ってやみません。


    【事業基礎情報】

    実行団体認定特定非営利活動法人 神奈川県就労支援事業者機構
    事業名無職・非行等少年の職場体験・職場定着事業
    活動対象地域神奈川県
    資金分配団体更生保護法人日本更生保護協会
    採択助成事業

    安全・安心な地域社会づくり支援事業

    草の根活動支援事業・全国ブロック〈2019年度通常枠〉


    今回の助成では特に「公益的な事業で、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響を受け事業の推進に当たり支援を必要としている団体やポストコロナを見据えた新たなチャレンジ」に対して助成しました。
    2021年11月 横浜市金沢八景に「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」が誕生しました。多くの人たちの想いが重なった誕生までの道のりをご紹介します。

    今回の活動スナップは、浦和レッドダイヤモンズ株式会社(資金分配団体:一般社団法人RCF)が11月20日に実施した〈このゆびとまれっず!ハートフルケア〉イベントにJANPIAスタッフが参加した際の様子をお伝えします。

    活動の概要

    浦和レッドダイヤモンズ株式会社は、一般社団法人RCF(20年度緊急支援枠資金分配団体)の実行団体として、「スポーツクラブによる困窮世帯支援事業」に取り組んでいます。

    「このゆびとまれっず」は、地域の課題解決を目指し、クラブがきっかけとなって(=浦和レッズが指を掲げて)、支援者・賛同者とともに(=仲間を募って)、継続・拡大していくことを目的とし、
    休眠預金活用事業をきっかけに立ち上がったアクションプログラムです。

    さいたま市内の子ども食堂を利用している子どもたちへの支援策として、
    心と体をケアするスポーツプログラム「ハートフルケア」、
    食料・飲料・文具などの物的支援を行う「REDS Santa」、
    本活動を広く発信することで支援の輪を広げる「このゆびとまれっず!特設サイト」の
    3つの柱で構成されています。

    活動スナップ

    2021年11月20日、〈このゆびとまれっず!ハートフルケア〉が実施されました。
    当日はさいたま市の子ども食堂を利用している親子69組146名が参加しました。

     今回の活動の目標は以下の3つです。 「子どもたちに元気と勇気と笑顔を届け続けること」 「子どもたちがサッカーを好きになり、クラブを好きになり、スポーツを通じて心身とも健康に成長すること」 「日ごろなかなか経験できない非日常体験を通じ、家族の絆を深め、楽しい思い出の1コマを作ってもらうこと」
    今回の活動の目標は以下の3つです。 「子どもたちに元気と勇気と笑顔を届け続けること」 「子どもたちがサッカーを好きになり、クラブを好きになり、スポーツを通じて心身とも健康に成長すること」 「日ごろなかなか経験できない非日常体験を通じ、家族の絆を深め、楽しい思い出の1コマを作ってもらうこと」
    最初に日本代表のキャプテンを務めたこともあるハートフルクラブの落合キャプテンから、参加した子どもたちに向けて熱いメッセージ! 「これからサッカーを楽しんでいくうえでも、人生で色んな事にチャレンジするうえでも、 『一生懸命やる』『思いやりを持つ』『悩んで考える』 ことが大切。」
    最初に日本代表のキャプテンを務めたこともあるハートフルクラブの落合キャプテンから、参加した子どもたちに向けて熱いメッセージ! 「これからサッカーを楽しんでいくうえでも、人生で色んな事にチャレンジするうえでも、 『一生懸命やる』『思いやりを持つ』『悩んで考える』 ことが大切。」
    ハートフルサッカー体験では最初はなかなか輪に入り込めなかった子も、 コーチ達の掛け声によって気付けば一生懸命ボールを追いかけていました。 広いフィールドが子どもたちの元気な笑顔で溢れていました。
    ハートフルサッカー体験では最初はなかなか輪に入り込めなかった子も、 コーチ達の掛け声によって気付けば一生懸命ボールを追いかけていました。 広いフィールドが子どもたちの元気な笑顔で溢れていました。
    アンプティサッカー体験では、両手にクラッチ(杖)を持ち、一生懸命にプレー。 慣れない体験にも「こうやって重心をかければ上手くシュート出来るかな」と試行錯誤。 ゴールを決めて、クラッチでタッチをして、お互いに喜ぶ姿も!
    アンプティサッカー体験では、両手にクラッチ(杖)を持ち、一生懸命にプレー。 慣れない体験にも「こうやって重心をかければ上手くシュート出来るかな」と試行錯誤。 ゴールを決めて、クラッチでタッチをして、お互いに喜ぶ姿も!

    ※アンプティサッカーとは

    主に上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーするサッカー。義足・義手を外し、日常の生活やリハビリ医療目的で使用しているクラッチ(杖)で体を支えて競技を行います。

    サッカー体験の最後は、みんなで集合写真をパチリ!
    サッカー体験の最後は、みんなで集合写真をパチリ!


    その後、子どもたちは埼玉スタジアムで浦和レッズの試合を観戦。 子どもたちの元気な声援もあってか、当日は浦和レッズの勝利! 応援することの楽しさも体験できました。
    その後、子どもたちは埼玉スタジアムで浦和レッズの試合を観戦。 子どもたちの元気な声援もあってか、当日は浦和レッズの勝利! 応援することの楽しさも体験できました。
    浦和レッズさんは、このプログラムをきっかけにして、スポンサー企業、埼玉県子ども食堂ネットワーク、埼玉県など、多様なステークホルダーとの関係性を深めてまいりました。 来年度以降も「このゆびとまれっず!」プログラムを、継続することを目指しています。
    浦和レッズさんは、このプログラムをきっかけにして、スポンサー企業、埼玉県子ども食堂ネットワーク、埼玉県など、多様なステークホルダーとの関係性を深めてまいりました。 来年度以降も「このゆびとまれっず!」プログラムを、継続することを目指しています。
    実行団体
    浦和レッドダイヤモンズ株式会社
    事業名
    このゆびとまれっず!
    活動対象地域
    埼玉県
    資金分配団体
    一般社団法人RCF
    採択助成事業
    スポーツクラブによる困窮世帯支援事業2020度緊急支援枠 

    休眠預金活用事業の実行団体である、認定NPO法人オーシャンファミリーでは、昨年から障がい児等を対象とした「海遊びプロジェクト」を開始。