JICA九州主催「地域課題解決の未来 地方創生と海外展開の交差点 ~ローカルからグローバルへ、未来をつくる挑戦~」のご案内

休眠預金活用事業に係るイベント・セミナー等をご案内するページです。今回は、独立行政法人国際協力機構(JICA九州)主催「地域課題解決の未来 地方創生と海外展開の交差点 ~ローカルからグローバルへ、未来をつくる挑戦~」を紹介します。

地域課題解決の未来 地方創生と海外展開の交差点
~ローカルからグローバルへ、未来をつくる挑戦~

近年、人材不足や市場の限界、地域経済の縮小といった課題が深刻化する中、地域の資源や強みを活かして取り組む「社会課題解決型ビジネス」への注目が高まっています。
さらに、こうした国内で培われた知見やアイデアは、開発途上国をはじめとする海外の課題にも応用できる可能性があり、「ローカルからグローバルへ」と視野を広げる動きも広がっています。
こうした背景を踏まえ、本イベントは、国内外の社会課題をビジネスの力で解決することをテーマに開催されます。

当日は、社会課題の解決に挑む企業によるパネルディスカッションや、支援機関によるJICA Bizをはじめとした各種支援制度のご紹介を行われます。
また、JANPIAから助成事業部長の内田淳が登壇し、休眠預金活用事業についてお話しさせていただきます。

登壇者や参加者、支援機関との名刺交換・交流会も予定されています。
新たな視点やつながりを得る場として、ぜひご参加ください。

 

【イベント情報】

日時2025年6月6日(金)18:00~20:30(開場17:30分~)
開催形式

対面開催(オンライン配信はありません)

会場XOSS POINT.
      
(〒860-0047 熊本県熊本市西区春日1丁目14-1
 くまもと森都心プラザ 2階)【MAP】
定員40名程度(先着順)
主な対象熊本県・周辺地域の中小企業、スタートアップ、起業家、新規事業担当者、地域課題解決に関心のある方、学生など
参加費無料
プログラム■挨拶 JICA九州 所長 後藤光【3分】
■パネルディスカッション【60分】
《テーマ》国内の課題解決と国外の課題解決について
《モデレーター》・XOSS POINT. 施設長 上平健太 氏
《パネリスト》・株式会社九建総合開発 代表取締役 新永隆一 氏
       ・株式会社なかせ農園 代表取締役 中瀬靖幸 氏
       ・株式会社Coatolie 代表取締役 大山愛美 氏
~休憩10分~
■各支援事業の紹介【40分】
 (1)「JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業の紹介等」【10分】
   ・JICA九州 馬道彩
 (2)「休眠預金活用事業の制度・概要の説明」【10分】
   ・JANPIA 助成事業部長 内田淳 氏
 (3)「熊本でも進む海外展開戦略。ビジネス&スタートアップ支援の広がり」【10分】
   ・XOSS POINT. 河野祐生 氏
 (4)「日本公庫の海外展開支援」【10分】
   ・日本政策金融公庫熊本支店 石田桃子 氏
■挨拶 JANPIA 助成事業部長 内田淳 氏【2分】
■名刺交換・交流会【35分】
主催独立行政法人国際協力機構(JICA九州)
共催XOSS POINT.

一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)

日本政策金融公庫熊本支店
後援九州経済産業局(予定)

熊本県

熊本市

中小機構九州本部

ジェトロ熊本

肥後銀行

熊本銀行
お申込み以下の申込フォームよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/bmt9mCQ5HW
■申込締切:2025年6月5日(木)
お問い合わせJICA九州 企業連携課 中嶋
[Tel]093-671-7164
[Mail]Nakashima.ryuto@jica.go.jp

 

2025年度の資金分配団体〈通常枠第1回・緊急枠第1次〉の申請書類の注意点と書き方について解説しております。

資料

「休眠預金を活用した事業」について、様々なメディアに取り上げていただいています。2025年3~4月のメディア掲載情報(新しいものより、日付順)について、ご紹介します!ぜひリンク先の記事をご覧ください。
※各団体から「休眠預金を活用した事業についてのメディア掲載」としてお知らせいただいた記事やJANPIAにて確認した記事をご紹介しています。

 

琉球新報(Web)【2025年4月29日掲載】

ANA沖縄空港がこども居場所ネットに備蓄水寄贈

<支援対象団体>こどもまんなか居場所ネットワーク
<活動支援団体>特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
(23年度活動支援団体)

時事ドットコム(Web)【2025年4月28日掲載】

2024年度の事業報告書を発行~企業との連携が一段と深化
<支援対象団体>こどもまんなか居場所ネットワーク
<活動支援団体>特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
(23年度活動支援団体)

 

時事ドットコム(Web)【2025年4月28日掲載】

2024年度の事業報告書を発行~企業との連携が一段と深化

<資金分配団体>
一般財団法人グラミン日本(23年度通常枠)
一般財団法人グラミン日本(コンソーシアム構成団体:一般社団法人日本シングルマザー支援協会)(21年度通常枠)

 

岩手日報(Web)【2025年4月28日掲載】

秋田工業高等専門学校とハイラボが連携協定を締結

<実行団体> 合同会社G-experience
<資金分配団体>特定非営利活動法人みんなのコード(コンソーシアム構成団体:READYFOR株式会社)
(22年度通常枠)

 

時事通信ニュース(Web)【2025年4月26日掲載】

限界集落を現代集落に=インフラ途絶の地で自給目指す―石川県珠洲市

<実行団体>株式会社こみんぐる
<資金分配団体>特定非営利活動法人エティック
(23年度緊急枠)

 

西日本新聞me(Web)【2025年4月21日掲載】

絶対に必要な奨学金【みんなのたまきちゃん】

<実行団体>一般社団法人家庭教育研究機構、特定非営利活動法人未来学舎、認定特定非営利活動法人箱崎自由学舎ESPERANZA

<資金分配団体>一般財団法人ちくご川コミュニティ財団

(21年度通常枠)

BIGLOBEニュース(Web)【2025年4月10日掲載】

NPO法人ORGAN、一般社団法人岐阜和傘協会とトラストバンク、休眠預金を活用した地域事業者支援を通じて、「岐阜和傘」づくりの伝統技術を未来へつなぐ教育事業を開始

<実行団体>特定非営利活動法人ORGAN
<資金分配団体>株式会社トラストバンク
(22年度通常枠)

朝日新聞(Web)【2025年4月6日掲載】

「カプセルトイ×観光」が投資検討対象に スタートアップ支援で

<実行団体>株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
<資金分配団体>一般財団法人社会変革推進財団
(21年度通常枠)

BIGLOBEニュース(Web)【2025年4月4日掲載】

社会変革推進財団、休眠預金活用事業における事後評価をまとめた「社会的インパクト評価レポート2024」発行

<実行団体>株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ、株式会社うむさんラボ
<資金分配団体>一般財団法人社会変革推進財団
(21年度通常枠)

BIGLOBEニュース(Web)【2025年4月3日掲載】

【ReBit、休眠預金資金分配団体に決定】LGBTQ/SOGIEインクルーシブな社会づくり推進を行う団体を応援

<資金分配団体>特定非営利活動法人ReBit
(24年度通常枠)

長崎新聞(Web)【2025年4月2日掲載】

『島民の悩み』ネット環境改善へ 島内4カ所に米衛星通信のアンテナ設置 佐世保・高島

<実行団体>一般社団法人高島活性化コンベンション協会ESPO
<資金分配団体>一般財団法人未来基金ながさき(コンソーシアム構成団体:社会福祉法人対馬市社会福祉協議会、社会福祉法人雲仙市社会福祉協議会)
(22年度通常枠)

中日新聞【2025年3月29日掲載】※リンク無し

NPO運営の担い手養成求める団体募集 名古屋の支援団体

<支援対象団体>特定非営利活動法人からし種、特定非営利活動法人ファミリーステーションRin、特定非営利活動法人エム・トゥ・エム
<活動支援団体>特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ
(23年度活動支援団体)

gooニュース(Web)【2025年3月26日掲載】

スカラ Research Memo(5):官民共創型事業は認知度が向上し自治体とのネットワークが着実に広がる

<資金分配団体>ソーシャルXインパクト投資事業有限責任組合(株式会社ソーシャル・エックス、株式会社 QR インベストメント)
(23年度出資)

 

 

 

休眠預金活用にご興味を持っていただいたメディアの皆さま

制度のご説明はもちろん、ご関心のある地域やテーマによって、実行団体・資金分配団体をご紹介します。
ぜひJANPIA企画広報部にお問い合わせ下さい。

 

実行団体・資金分配団体の皆さま

JANPIAでもできるだけメディア掲載情報の把握に努めておりますが、「うちも掲載されたよ!」などの情報があれば、ぜひJANPIA企画広報部までお寄せください!

 

 

【本記事に関する問い合わせ先】

JANPIA企画広報部 info@janpia.or.jp

 

 

※ご紹介しているのは、この記事掲載時点のリンク先になります。
※リンク先記事の掲載期間は、それぞれのメディアにより異なります。
※一定期間後は、リンク切れとなる場合がございます。 ご了承ください。

 

今回のJANPIAスナップでは、PwC Japan×SMBCグループ共催、JANPIA・ETIC.協力で行われた第二回「ソーシャルな交流が広がる 1Dayプロボノワークショップ」』の様子をお届けします。 

イベント概要

2025年2月22日(土)、PwC Japanグループ(以下、PwC Japan)と株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBCグループ)は、企業の垣根を越えたコレクティブインパクトの創出を目指し、第二回「ソーシャルな交流が広がる1Dayプロボノワークショップ」を共同で開催。今年度からJANPIAと資金分配団体でもあるETIC.が協力団体として参加しました。 

本イベントは、2023年10月6日(金)にJANPIA主催で実施した 「ボランティア・プロボノマッチング会 第2回成果報告会」でご登壇いただいたPwCあらた有限責任監査法人、SMBC日興証券株式会社の方々が、その場で連携に向けた対話をされたことがきっかけで実施に繋がったものとなります。 

【関連記事】「ボランティア・プロボノマッチング会 第2回成果報告会」を開催!

活動スナップ

△SMBCグループ公式サイトより転載

当日は、「異なる組織による共創によって社会の持続的な変革の体現を目指す」という趣旨に賛同した企業43社から約130名が参加し、20の NPO等の団体が抱えるさまざまな課題に対する解決策の提案が行われました。 
 
参加団体20団体のうち、休眠預金活用事業の採択団体からは、以下の13団体が参加しました。 
 
・認定特定非営利活動法人 キャリアデザイン研究所 
・特定非営利活動法人 ウイズアイ 
・特定非営利活動法人 シングルマザーズシスターフッド 
・特定非営利活動法人 ワーカーズコレクティブういず 
・認定特定非営利活動法人 カタリバ 
・特定非営利活動法人 みんなのコード 
・認定特定非営利活動法人 3keys 
・特定非営利活動法人 WHITE CANVAS 
・一般社団法人 あわらテクノロジー協議会 
・一般社団法人 ころん 
・一般社団法人 merry attic 
・一般社団法人 チョイふる 
・一般社団法人 かけはし 
 
当日の様子は、PwC Japan及びSMBCグループの公式サイトよりご覧いただけます。 

2025年度の資金分配団体(助成)通常枠・緊急枠の公募説明会を開催します。 休眠預金活用事業にご興味のある方、申請をご検討中の方のご参加をお待ちしております。

2025年度資金分配団体(助成)の公募説明会「申請書類の注意点・書き方などについて<オンライン開催>

2025年度の資金分配団体(助成)通常枠・緊急枠の公募説明会を下記の日程で開催します。
4月14日に通常枠・緊急枠の公募要領を公開しておりますので、ご確認ください。
また、通常枠・緊急枠ともに公募の申請締め切りは6月6日(金)を予定しております。

【イベント情報】

日時2025年5月20日(火)10:00-12:00
開催形式

オンライン(Zoomを使用)

※参加登録をいただいた方へ前日までにZoom URL等のご案内をお送りします。
プログラム(予定)1.申請書類の書き方・記入上の注意点 
  ・ 初めて申請される方に向けた解説 
  ・ よくあるミス、見落としやすい点など 
2.質疑応答 
 ※内容が一部変更となる可能性があります。
主催一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
お申込み以下フォームよりお一人ずつお申込みをお願いします。
https://forms.office.com/r/CtuVDJMgn3?origin=lprLink
【申込締切】5月16日(金)12:00まで
お問い合わせ一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
公募担当
メール:koubo@janpia.or.jp 

 

2025年度の資金分配団体(助成)通常枠・緊急枠の公募説明会を開催します。 休眠預金活用事業にご興味のある方、申請をご検討中の方のご参加をお待ちしております。

2025年度資金分配団体(助成)の公募説明会<オンライン開催>

2025年度の資金分配団体(助成)通常枠・緊急枠の公募説明会を下記の日程で開催します。
4月14日に通常枠・緊急枠の公募要領を公開しておりますので、ご確認ください。
また、通常枠・緊急枠ともに公募の申請締め切りは6月6日(金)を予定しております。

【イベント情報】

日時2025年5月9日(金)10:00-11:30
開催形式

オンライン(Zoomを使用)

※参加登録をいただいた方へ前日までにZoom URL等のご案内をお送りします。
プログラム(予定)1. 公募要領のポイントについて  (通常枠・緊急枠)  
2. 質疑応答  
 ※内容が一部変更となる可能性があります。
主催一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
お申込み以下フォームよりお一人ずつお申込みをお願いします。
https://forms.office.com/r/AK1RHe7G5R?origin=lprLink
【申込締切】5月8日(木)12:00まで
お問い合わせ一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
公募担当
メール:koubo@janpia.or.jp

 

活動の概要

一般社団法人えんがおは、地域の高齢者や精神・知的障がいを抱えた人、若者などが一緒に集える場づくりをとおして、多様な世代間交流を促進し、孤立の予防と解消に取り組んでいます。活動拠点は栃木県大田原市です。

具体的には、中高生や大学生の勉強場所、高齢者が集う地域サロン、障がい者グループホームなどを全て徒歩圏内に開設し、日常的な交流を意識的に促すことで、コロナ禍でより一層深刻になった孤立対策を進めています。

2021年度に休眠預金を活用し、新たに精神・知的障がい者向けグループホームの男性棟を開設。既存の女性棟の入居者とともに、入居者が日常的に地域と関わりながら生活することが可能となるよう、専門スタッフによるサポートを行いました。

活動スナップ

撮影に同行したJANPIA職員のレポート

車窓から目に入る景色が彩り豊かな季節、一般社団法人えんがおの地域サロンを訪問。ガラスの引き戸をあけると「どうぞ、いらっしゃーい」と、ふたりのおばあちゃんが暖かく迎えてくれました。

もともと酒屋だった2階建ての家屋の1階がサロンとして、2階が中高生・大学生の勉強場所として、地域に開放されています。この日は、近所で暮らしているおばあちゃんたちがお茶をしながら、不登校の中学生や通信制高校に通う高校生、大学生がえんがおのスタッフとおしゃべりしていました。

えんがおでは、高齢者のお困りごとに対応する「生活サポート事業」も行っています。高齢のひとり暮らしが多いため、「電球を交換してほしい」「寒くなってきたから毛布をもう一枚追加したいんだけど、押し入れの奥から出せない」といった依頼が寄せられ、そのサポートをしているのです。

訪問した日も「庭木の植え替えを手伝ってほしい」という依頼があり、スタッフや学生ボランティアがスコップを抱えて出かけていきました。

このように行政の制度からこぼれ落ちるニーズへ対応しながら、つながりが希薄になりがちな高齢者に生活の安心感や社会とのつながりを提供しています。

濱野将行さん、撮影の様子。撮影はZAN FILMSの本山さん、明石さん。

えんがお代表の濱野さんにお話を伺うと、特にコロナ禍によって高齢者と地域との分断が進んだと感じている、と聞かせてくれました。家に閉じこもりがちになり、認知症が進んだ事例も少なくないそうです。 そんな課題を抱える地域で濱野さんは、えんがおの活動を通じてつくりたい景色があります。

「行政の制度では、どうしても『高齢者』『子ども』『障がい者』などと対象ごとに事業や予算が区切られてしまいます。でもそうやって区切るのではなく、高齢者も子どもも障がい者もみんなが毎日一緒に過ごして『ごちゃまぜな景色』が地域の日常になっている。その状態をえんがおの活動で目指しています」

実際にえんがおでは、すでに「ごちゃませな景色」がうまれていました。お茶飲みをしているおばあちゃんたちがいて、そこに小さい子どもを連れたお母さんが立ち寄る。午後になれば、学校が終わった中高生が宿題をしに来て、仕事を終えた知的障がいのある人がその日の仕事について話をし、大学生がそれに応える、といった日常があります。

精神・知的障がいのある人が地域に関わることのハードルは高いと言われていますが、えんがおでは自然に溶け込み、おじいちゃんおばあちゃんの手伝いをしたり、えんがおのペットの世話をしたりと、それぞれの役割を担っています。

このように精神・知的障がいのあるグループホーム入居者がサロンに溶け込めるようになるまでに、えんがおスタッフの約半年間にわたる丁寧なサポートがありました。グループホーム入居後に生活を軌道に乗せるお手伝いをしたり、高齢者や若者たちの輪の中に入っていけるように声がけや橋渡しをしたりと、意識的に地域の人々とのつながりが生まれるように働きかけをしてきたのです。

今後は、サロンの向かい側に学童保育の施設をオープンする予定もあります。えんがおはこれからも地域の困りごとに寄り添い、一緒に解決策を考え、実践していくとのことです。

【事業基礎情報】

実行団体
一般社団法人 えんがお
事業名
コロナ禍で分断されたつながりの再構築事業
活動対象地域栃木県
資金分配団体特定非営利活動法人 とちぎボランティアネットワーク
採択助成事業

とちぎ新型コロナウイルス対応緊急助成事業
〈2020年度緊急支援枠<随時募集3次>〉