資金分配団体の公募の、通常枠と緊急支援枠の違いについて教えてください。

通常枠は最長3年間の助成事業です。通常枠は 1.草の根活動支援事業、2.ソーシャルビジネス形成支援事業、3.イノベーション企画支援事業、4.災害支援事業の4つの支援事業のうちどのスキームに該当するのか検討して申請いただきます。

緊急支援枠は物価高騰や少子化が急速に進行する中で、子育てに課題を抱える家庭へのきめ細やかな支援など、現行の行政施策では十分に対応できていない社会課題の解決に向けて、緊急的に支援するもので最長1年間の助成事業です。
詳細はウェブサイトで公募要領をご確認ください。
 
 
【資金分配団体の公募|通常枠】
JANPIAウェブサイト|公募サイト|通常枠(外部サイト)
 
【資金分配団体の公募|緊急支援枠】
JANPIAウェブサイト|公募サイト|緊急支援枠(外部サイト)

資金分配団体に申請する団体は、3つの領域について特定された8つの社会の諸課題のいずれか、または複数あるいは複合的な課題の解決に資する事業を提案していただくこととなっているため、いずれかの課題の選択が必要です。なお、3領域を満たし、かつ社会的課題の解決において多大な影響や効果が期待されるものについては、ご提案いただくことも可能です。

資金分配団体の包括的支援プログラムとして、どのような社会課題を一番に解決しようとしているのかを念頭に置き、成果の最大化を目指した戦略を事業計画の中で明確にしていただけると良いと思います。目的と手段を明確にし、最終受益者は誰なのか、自分たちは成果として何を達成したいのか、事業目標を明確にして事業を組み立てください。

基本的には「①実行団体に対して助成を行う団体」であり、「②JANPIAが規定するガバナンス・コンプライアンス体制等、資金分配団体として適切に業務を遂行できる団体」であれば、申請いただくことができます。助成対象とならない団体については、公募要領の「申請資格要件」にお示ししていますのでご確認ください。

申請事業の意思決定および実施を2つ以上の団体で行う共同事業体を指します。
例えば、事業を検討する中で自団体の弱点を補うために助成事業の経験があるような団体と連携してコンソーシアムを組み相乗効果を高めていくなど、色々なケースがあります。